トレンドおっちゃん

“トレンドおっちゃん”を自称する現役外務員による、日々の相場観測と 現状の認識を書き綴っています

今週の主な予定 《あさイチ12.09》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆CFTC 円 投機的ネットポジション
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-jpy-speculative-positions-1614
◆CFTC ユーロ 投機的ネットポジション
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-eur-speculative-positions-1611
◆CFTC 金 投機的ネットポジション
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-gold-speculative-positions-1618
◆CFTC 原油 投機的ネットポジション
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-crude-oil-speculative-positions-1653
◆来週の主な予定 13日の日銀短観に注目集まる 30年ぶり低成長で豪中銀ハト派転換か 米CPIに中国経済会議
https://fx.minkabu.jp/news/318854
・今年最後のECB理事会、カナダ中銀、スイス中銀 総じて追加利下げの見通し
・豪中銀政策金利 30年ぶり(パンデミック除く)低成長受けブロック総裁が「ハト派」に転じる可能性
・日銀短観 最もハト派の中村日銀委員「利上げ反対しているわけではない、短観などデータ見て政策判断」
・中国で11日に中央経済工作会議、週初めに中央政治局会議も開催 年末にかけ「大規模」支援策期待できるか
・ブラックアウト期間入りでFRB要人発言はない、パウエル議長は「米経済は好調、利下げペース慎重に判断」


週の初めに中国で中央政治局会議が開催
FRBブラックアウト期間入り(金融政策に関する発言自粛)(〜19日)


9日(月)
 日本GDP改定値(第3四半期)
 中国消費者物価指数・生産者物価指数(11月)
 米NY連銀インフレ期待(11月)
 ラムスデン英中銀副総裁、金融安定性と中央銀行について講演
 ユーロ圏財務相会合
10日(火)
 豪中銀政策金利
 中国貿易収支(11月)
 EU財務相理事会
11日(水)
 日本国内企業物価指数(11月)
 米消費者物価指数(11月)
 カナダ中銀政策金利
 ハウザー豪中銀副総裁、講演
 OPEC月報
 中国中央経済工作会議(12日まで)
12日(木)
 豪雇用統計(11月)
 スイス中銀政策金利、シュレーゲル中銀総裁 記者会見
 ECB政策金利、ラガルドECB総裁 記者会見
 米生産者物価指数(11月)
 米新規失業保険申請件数(7日終了週)
13日(金)
 日銀短観(第4四半期)
 市場調査会社イプソス英インフレ態度調査(11月)
 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
 ドイツ中銀半期に1度の経済予測

■バイデン米大統領、シリア安定化へ支援表明 アサド政権崩壊受け
https://jp.reuters.com/world/security/5YEUAXVRNVNXXGAIRCW77J7BTE-2024-12-08/
■パウエルFRB議長交代させる計画ない−トランプ氏NBCで発言
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-08/SO6HQFDWX2PS00?srnd=cojp-v2
■メキシコ、米・カナダとの貿易協定維持へ最大限の努力=当局者
https://jp.reuters.com/markets/commodities/ADS557YPGZKCZJXNEBWK33GQDI-2024-12-07/
■サウジ、アジア向け原油を値下げ−需要見通しの弱さ浮き彫り
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-08/SO6EFRT0AFB400?srnd=cojp-v2
■シリア政権崩壊、アサド大統領はモスクワ到着−ロシアに亡命
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-08/SO5QUTT1UM0W00?srnd=cojp-v2
■中国が金購入を再開−半年間の停止後
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-07/SO3Q46T0G1KW00
■韓国大統領を検察が捜査開始、与党は「秩序ある退陣」を準備
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-08/SO5N3TT0G1KW00?srnd=cojp-v2

●12月米利下げ、雇用統計が示唆も確信には至らず−インフレ統計待ち
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-07/SO3FT9T0AFB400?srnd=cojp-v2
●ECBや豪中銀が金利発表へ−トランプ氏大統領復帰前の最後の会合
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-08/SO5YSPT1UM0W00?srnd=cojp-v2



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米雇用統計、12月利下げを補強 《あさイチ12.07》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】S&P500上昇、雇用統計が支援−円は一時149円台前半
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO3BTCDWRGG000?srnd=cojp-v2
・雇用者数は回復を示したが失業率は上昇−12月利下げ観測を後押し
・ドル持ち直す−消費者マインド指数の上昇や金融当局者発言を意識


 6日の米株式市場でS&P500種株価指数は反発。今年57回目となる過去最高値更新となった。朝方発表された雇用統計を受け、市場では12月連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げ観測が強まった。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6090.27 15.16 0.25%
ダウ工業株30種平均 44642.52 -371.52 -0.83%
ナスダック総合指数 19859.77 159.05 0.81%
 注目された11月雇用統計では、ハリケーンと大規模ストの影響で前月に急減速していた非農業部門雇用者数が回復を示した一方、失業率は上昇。労働市場は著しく悪化はしていないものの、減速傾向にあることが示唆された。
 eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏は雇用統計について、トレーダーが必要としていた安心材料が与えられたと指摘。「投資家は雇用市場が堅調に推移していることを確認したい」とした上で、「失業率が低下すれば、それに越したことはないが、労働市場が崖っぷちに立たされているわけではないことを投資家は再確認したはずだ。市場は今月の利下げをなお支持しており、雇用統計でその見通しが変わることないだろう」と語った。

国債
 米国債相場は上昇(利回りは低下)。金融政策に最も敏感な2年債利回りは一時5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下し、4.10%を下回った。10月下旬以来の低水準。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.33% -0.1 -0.02%
米10年債利回り 4.15% -2.9 -0.69%
米2年債利回り 4.09% -5.0 -1.22%
米東部時間 16時35分
 英ケンブリッジ大学クイーンズカレッジ学長で、ブルームバーグ・オピニオン・コラムニストのモハメド・エラリアン氏「失業率が上昇したことで、米金融当局は25bp利下げに違和感を感じないだろう」と指摘した。
 トレーダーが12月FOMC会合で織り込む利下げ幅は約20bpと、雇用統計発表前の約16bpから拡大した。
 ウィズダムツリーの債券戦略責任者、ケビン・フラナガン氏は「雇用統計のデータは市場が想定していた最悪の事態は回避した。12月利下げへの扉は開いたままになっているので、短期債相場への支えは続くだろう」と指摘。「しかし、政策金利見通しにすでに織り込まれた分を踏まえれば、相場上昇には限りがあるとみられる」と語った。

為替
 外国為替市場ではドルが上昇。朝方の雇用統計発表直後はドルを売る動きが優勢となったが、その後に発表された米消費者マインド指数が4月以来の高水準となったことや、米金融当局者が利下げペースに慎重な姿勢を示したことを支援材料に上値を伸ばした。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1278.71 2.81 0.22%
ドル/円 \149.99 -\0.11 -0.07%
ユーロ/ドル $1.0566 -$0.0020 -0.19%
米東部時間 16時35分
 米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は、基調的なインフレ率は依然として当局目標の2%を「不快なほど」上回っていると指摘。利下げは慎重に進めたいとの考えを改めて示した。クリーブランド連銀のハマック総裁は、利下げペースを減速させるべきポイントに当局者は「いる、ないし近い」との見解を示した。
 クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「投資家は11日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)を前に、動ける余地を残したいと考えているかもしれない。依然ノイズの混じった労働市場データに比べ、CPIの方がFOMC会合での結果にとって重要となる可能性がある」とリポートに記した。
 RBCブルーイン・ドルフィンの市場分析責任者ジャネット・ムイ氏は「12月利下げの可能性は高い」とした上で、「米国の利下げペースは鈍化し始めるだろう。米金融当局は再評価のために一時停止する」と述べた。
 円は対ドルで上昇し、主要10通貨で最高のパフォーマンス。雇用統計発表直後は149円30銭台まで上昇する場面もあった。その後は上げ幅を縮小し、ニューヨーク時間午後は1ドル=150円付近での推移となった。

原油
 ニューヨーク原油先物は続落し、3週間ぶりの安値をつけた。テクニカルな売りが膨らみ、供給過剰懸念による逆風がさらに強まった。
 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが生産引き上げを先送りしたことが下値を支える一方、供給過剰への懸念が引き続き相場の重しとなった。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)、北海ブレントのいずれも短期移動平均が抵抗線となり、商品投資顧問業者(CTA)による売りを誘発。下げが拡大した。
 TDセキュリティーズのシニアマーケットストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は「CTAはトレンドシグナルの悪化に反応して北海ブレントを売っており、これが原油価格をさらに圧迫するはずだ」と指摘。原油価格が比較的安定していても、来週は売りの動きが強まると予想している。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前日比1.10ドル(1.6%)安の1バレル=67.20ドルで終了。週間では1.2%下落した。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.4%下げて71.12ドルで引けた。


 ニューヨーク金相場は反発。雇用統計を受けて12月の米利下げ観測が強まったことが支援した。
 サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は雇用統計について、12月米利下げとの見通しを変えるものではなかったと指摘。米国の利下げに「おそらくユーロ圏やスイスも加わるだろう」とし、これがホリデーシーズンで商いが薄くなるまで「金の追い風になる」との見方を示した。
 スポット価格はニューヨーク時間午後2時19分時点で、前日比2.85ドル高の1オンス=2634.52ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は11.20ドル(0.4%)上昇し、2659.60ドルで引けた。
◆12月の米利下げ観測強まる、確率約80%に−雇用統計で失業率が上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO2RYHDWLU6800?srnd=cojp-v2

■米金融システム、商業用不動産や暗号資産のリスクに直面−イエレン氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO301ZDWLU6800?srnd=cojp-v2
■米国でのTikTok利用禁止に現実味、連邦高裁が新法の施行阻止せず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO2XBUDWRGG000?srnd=cojp-v2
■イラン、濃縮ウラン備蓄量を「著しく」引き上げ=IAEA事務局長
https://jp.reuters.com/markets/commodities/USJKYG2WZZJE3B2WH2QO4OAX7A-2024-12-06/
■パラグアイが中国外交官を追放、台湾との関係巡り「内政干渉」
https://jp.reuters.com/world/taiwan/ZZZRBJV7HJO2TDRTAK4GKOHJEA-2024-12-06/
■EUと南米、FTAで合意 発効手続きは難航の可能性
https://jp.reuters.com/world/europe/EHOXLOLMURJGRF5VKZOYVTXSEY-2024-12-06/
■ルーマニア大統領選、憲法裁が無効判断 ロシア寄り候補が首位
https://jp.reuters.com/world/security/N2WCHREYT5LG5F35M5K246GLCI-2024-12-06/
■イスラエル軍、ガザ北部の病院に突入 一部医療職員を追放
https://jp.reuters.com/world/us/D7NB6CQDJRLWZKPLPVXIVZ2E6E-2024-12-06/
■シリア反政府勢力、ホムスへ進軍 イランとヒズボラはアサド政権支援
https://jp.reuters.com/markets/commodities/HMMKHHI5C5N4BBFAI4MRMTFAWE-2024-12-06/
■米支援クルド勢力、シリア東部主要都市制圧 政府軍に一段の打撃
https://jp.reuters.com/world/security/AKW733PAKROBPLBEU4JS2NGIQY-2024-12-06/
■中国の習主席、人民軍に規律強化を指示 綱紀粛正の動き続く
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/NG6KVFWC6RM2HLAVTPOPFNHS54-2024-12-06/

●米雇用者の伸び回復、ハリケーンとストで急減速後−失業率は上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO2R31DWX2PS00?srnd=cojp-v2
・非農業部門雇用者数は前月比22.7万人増−市場予想は22万人増
・失業率は4.2%に上昇−27週間以上の失業者数は3年ぶり高水準
●【米雇用統計】12月利下げ補強、来年ペース減速か−市場関係者の見方
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO2V6PDWRGG000?srnd=cojp-v2
●ボウマンFRB理事、利下げは「慎重」に−インフレ鈍化の進展停滞
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO2X3BDWX2PS00
●クリーブランド連銀総裁、利下げ減速の地点に「いる、ないし近い」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO30N7DWRGG000?srnd=cojp-v2
●シカゴ連銀総裁、米労働市場なお安定−1年後の金利はかなり低い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO2YZCDWX2PS00?srnd=cojp-v2
●サンフランシスコ連銀総裁、米労働市場は引き続き良い位置にある
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO386NDWRGG000?srnd=cojp-v2
●米消費者マインド指数、4月以来の高水準−インフレ期待も上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-06/SO2V37DWX2PS00?srnd=cojp-v2


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雇用統計待ちの市場 《あさイチ12.06》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】S&P500種は小反落、関心は雇用統計に集中−ドル下落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO1H6PDWX2PS00?srnd=cojp-v2
・円は1ドル=150円挟んだ動き、午前には150円台後半に下げる場面も
・11月非農業部門雇用者数、22万人増予想−前月は20年以来の低い伸び


 5日の米株式相場でS&P500種株価指数は小反落。5営業日ぶりの下落となった。市場では、12月米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で追加利下げとなるか、利下げ休止となるかを見極めようと、6日朝発表の米雇用統計への注目が高まっている。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6075.11 -11.38 -0.19%
ダウ工業株30種平均 44765.71 -248.33 -0.55%
ナスダック総合指数 19700.26 -34.86 -0.18%
 米新規失業保険申請件数は感謝祭の祝日を含む11月30日終了週に、1カ月ぶりの高水準となった。
 エコノミストは雇用統計について、非農業部門雇用者数は22万人増に回復を見込んでいる。10月の雇用者数は2020年以来の低い伸びとなったが、強力なハリケーンや大規模なストライキが統計に影響した。失業率は4.1%で横ばいが予想されている。
 モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏は「明日の雇用統計で全体像が明らかになるだろうが、今のところ、労働市場は時折曲がっているように見えるものの、壊れてはいないという状況が続いている」と語った。
 22Vリサーチが行った調査によると、投資家の45%は雇用統計に対する市場の反応が「反応薄・まちまち」になると予想。「リスクオフ」の予想は32%で、「リスクオン」は23%だった。

国債
 米国債相場はまちまち。2年債利回りは上昇した一方、10年債利回りは小幅に下げた。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.33% -1.0 -0.23%
米10年債利回り 4.18% -0.2 -0.05%
米2年債利回り 4.14% 1.8 0.45%
米東部時間 16時33分
 LPLファイナンシャルのローレンス・ギラム氏によると、今年の債券市場で人気の高い取引の一つは、国債イールドカーブのスティープ化を見込んだものだった。しかし、堅調な経済指標を受けて目先の積極的利下げの観測は大きく後退し、最近の米金融当局者発言からも利下げを急がない姿勢が示唆されている。
 ギラム氏は「もし米金融当局があまりに長く利下げを休止したり、中立金利が市場の想定よりも高いことを示唆した場合には、市場は高金利の悪影響を懸念するようになるかもしれない。そうなれば実際に長期金利を押し下げ、短期金利と長期金利のスプレッドのさらなる縮小につながるだろう」と語った。
 一方、ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズは2025年相場見通しの中で、「米10年債利回りは景気の強さと潜在的な政策的影響から上昇圧力がかかるかもしれないが、短期債利回りは、欧州ほどではないにせよ、まだ低下する可能性がある」と指摘した。

為替
 外国為替市場ではドルが軟調。主要10通貨のほぼ全てに対して下落した。市場参加者は6日朝の米雇用統計発表に身構えている。  
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1275.90 -4.97 -0.39%
ドル/円 \150.09 -\0.50 -0.33%
ユーロ/ドル $1.0588 $0.0077 0.73%
米東部時間 16時33分
 マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏は「明朝の米雇用統計に備え、ドルに対するヘッジの動きが一部で見られる。トレーダーは雇用統計下振れの可能性が高いと考えているようだ」と指摘。その上で「上振れサプライズ」もあり得ると語った。
 BNYメロン・ウェルス・マネジメントの債券部門責任者ジョン・フラヒブ氏は、ドルの強さは来年も続き、現在の水準近辺もしくはやや高い水準で推移するとみている。国内外金利差の継続と相対的な米国経済の強さが理由だ。ただ「大幅なドル高を見込んでいるわけではなく、過度な強気でもない」という。同氏は、FOMCの12月会合では0.25ポイントの利下げを予想している。
 円相場はやや方向感に欠ける値動き。ニューヨーク時間午前の取引で1ドル=150円台後半に下げる場面もあったが、午後は総じて150円を挟んでの推移となった。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は続落。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが協調減産の3カ月延長を決めたが、供給過剰が予想される来年に生産量の引き上げを依然として予定していることから不安定な値動きとなった。
 TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は「延長では不十分だ」とリポートで指摘。今回の決定は、短期的には下値を支えるだろうが、それでも「エネルギー供給のリスクプレミアムによる足かせは続くだろう」と述べた。
 原油相場は10月中旬以降、狭いレンジで推移しており、ボラティリティーは低下している。中国の需要軟化の兆しや第2次トランプ政権の見通しといった強弱両方の材料が拮抗していることが背景にある。トランプ氏は国内の石油生産を支援する一方で、イランやベネズエラ産原油に対する制裁を強化する可能性がある。
 サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は「OPECプラスが依然として 『価格防衛 』モードにあるのは間違いない」と指摘。「トランプ氏の政策や中国で実施が見込まれる景気刺激策、さらにはイランの生産量が追加制裁の影響を受けているかどうかを巡り、3月までにはOPECプラスも我々も賢くなっていることを期待したい」と述べた。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前日比0.24ドル(0.4%)安の1バレル=68.30ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は0.3%安の72.09ドルで引けた。


 ニューヨーク金相場は下落。市場は次回の利下げの手がかりを求め、6日に発表される雇用統計に注目している。
 相場の次の大きな材料を探す中で、金価格は先週初めから狭いレンジでの取引となっている。ただ、ドナルド・トランプ氏の返り咲きによるドル高や中東情勢の緊張緩和を背景に、10月下旬につけた最高値からは5%値下がりした。それでも、米利下げと中央銀行の買いに支えられ、年初来では28%上昇している。
 マッコーリー・グループでは、米利下げと中銀の追加購入により、金相場は来年も上値を伸ばす余地が残っており、最高値を更新する可能性があると分析。2025年1−3月期(第1四半期)は平均で1オンス=2650ドルになると予想している。
 スポット価格はニューヨーク時間午後3時11分時点で、前日比19.67ドル安の1オンス=2630.23ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は27.80ドル(1%)下落し、2648.40ドルで引けた。
◆OPECプラス、生産引き上げ開始を3カ月先送り−来年4月から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0S7JDWLU6800?srnd=cojp-v2
◆中国で「世界最大の金鉱脈発見」と新華社報道。専門家は「話1/10程度に」とクギ
https://www.businessinsider.jp/post-298072

■米加州北部でM7の地震、サンフランシスコなどに幅広く津波警報
https://jp.reuters.com/world/us/QI4FBCGL2VLN3HPDJHTDUAXX5Y-2024-12-05/
■ブリンケン米国務長官、後任ルビオ氏に「最強の手札を」 政権移行控え
https://jp.reuters.com/world/ukraine/JZX2IEFBEBP4NGTDBHRDA5A76U-2024-12-05/
■マスク氏が米議員らと会合へ、連邦予算2兆ドル削減で支持拡大目指す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0ZYADWX2PS00?srnd=cojp-v2
■マクロン仏大統領、政治的行き詰まり打開に苦慮−社会党取り込み模索
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0R8IDWRGG100?srnd=cojp-v2
■フランスは向こう数週間以内に2025年予算の成立が可能−ルペン氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0X1JT1UM0X00?srnd=cojp-v2
■EU、TikTokにルーマニア選挙データ保存命令 不正疑惑で
https://jp.reuters.com/world/europe/RJBUBQY6OZKOLK3OENPH5UNOWI-2024-12-05/
■シリア軍、中部の要衝ハマから撤退−アサド大統領に新たな打撃
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0Z9PT1UM0W00?srnd=cojp-v2
■トルコ大統領、国連総長と電話会談 「シリア紛争は新段階に」
https://jp.reuters.com/world/security/QF4VV34SG5KY7LUNXRNTOZPBZY-2024-12-05/
■韓国最大野党「共に民主党」代表、今週の弾劾案可決は困難な可能性
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0BT0DWRGG000?srnd=cojp-v2
■台湾総統、米下院議長らと電話会談 中国は「レッドライン」警告
https://jp.reuters.com/world/taiwan/JIGSZFNQJBOUTC4VSIKMCNSXGA-2024-12-05/
■中国が米防衛企業13社に制裁、台湾武器売却巡り
https://jp.reuters.com/world/taiwan/EDJCHAQ2D5IFFFS4BITZDAIZ7Y-2024-12-05/

●米新規失業保険申請件数、1カ月ぶりの高水準−感謝祭の週に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0WCJDWRGG000?srnd=cojp-v2
●米貿易赤字、10月は12%縮小−消費財や業務用機器の輸入減少
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0WCYDWX2PS00?srnd=cojp-v2
●米小規模企業の賃金上昇、2年ぶりの大幅な伸び−FRB懸念材料にも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SNZIJHDWX2PS00?srnd=cojp-v2
●サンフランシスコ連銀総裁、利下げの緊急性ない−慎重に政策調整を
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SNZUMDDWX2PS00?srnd=cojp-v2
●ECB、利下げ継続を当局者ら支持−ナーゲル氏は行き過ぎに警戒促す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0GFODWRGG000?srnd=cojp-v2
●ドイツ製造業受注、10月は予想ほど落ち込まず−低迷脱却の兆し高まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-05/SO0MGNDWX2PT00?srnd=cojp-v2


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経済は「非常に良好」とパウエル氏 《あさイチ12.05》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】株上昇、FRB議長発言も支援材料−円は一時151円台
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZMETDWLU6800?srnd=cojp-v2
・ハイテク銘柄が上げ主導−パウエル議長、米経済著しく良好だと発言
・円は前日比1%余り安い1ドル=151円23銭まで下落


 4日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は今年56回目の最高値更新となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済は著しく良好だとの見方を示した。 フランス国民議会(下院)はバルニエ首相率いる内閣への不信任決議案を賛成多数で可決したが、ユーロ相場は比較的落ち着いた反応を見せている。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6086.49 36.61 0.61%
ダウ工業株30種平均 45014.04 308.51 0.69%
ナスダック総合指数 19735.12 254.21 1.30%
 この日はハイテク銘柄が上げを主導。ナスダック100指数は1%余り上昇した。半導体大手エヌビディアは3%を超える上昇となり、同社を含むハイテク大手7社「マグニフィセント・セブン」の指数は年初来の上昇率が65%に迫っている。
 パウエル議長は、景気を刺激も抑制もしない中立水準に向けて金利を引き下げる上で、当局には慎重になれる余裕があるとも述べた。
 エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏は「我々は発言をややタカ派的と受け止めている。しかし、12月利下げが基本シナリオとの確信を強めている市場の見方を揺らすには程遠い」と語った。
 モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏は「現時点では、今月に追加利下げが行われ、1月は据え置きの公算が大きい。ただ、雇用情勢の大きな変化がパズルのピースを並べ替える可能性はある」と述べた。
 米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、11月に入って経済活動が若干拡大し、米企業は需要見通しについて楽観を強めたと指摘した。

国債
 米国債相場は上昇(利回りは低下)。予想よりも弱い数字となった米ISM非製造業総合景況指数を受け、今月のFOMC会合で利下げが決定されるとの見方が強まった。
 政策金利動向に敏感な2年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下して4.11%と、11月1日以来の低水準となった。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.35% -5.5 -1.24%
米10年債利回り 4.18% -4.5 -1.05%
米2年債利回り 4.13% -5.4 -1.29%
米東部時間 16時49分
 パウエルFRB議長の発言について、TDセキュリティーズの米金利戦略責任者ジェナディー・ゴールドバーグ氏は「ほとんど材料にはならなかった」と指摘。「12月会合に向けてあらゆる選択肢を残すようにみえるが、追加利下げでまとまると我々は引き続き予想している」と語った。
 FOMC会合まで残り2週間となったが、0.25ポイント追加利下げの見通しは依然不透明だ。
 セントルイス連銀のムサレム総裁はこの日、性急な利下げのリスクは緩和が不十分なリスクよりも大きいと述べ、早ければ今月にも利下げを一時停止するのが適切かもしれないとの見解を示した。
 市場は現在、12月の0.25ポイント利下げの可能性を約70%織り込んでいる。来年末までの予想利下げ幅は約80bpとなっている。

為替
 円相場は対ドルで下落。日本銀行の12月会合での追加利上げ観測が後退し、日米金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りポジションを解消する動きが出ている。
 円は一時、前日比1%余り安い1ドル=151円23銭まで下落した。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1280.81 -0.40 -0.03%
ドル/円 \150.57 \0.97 0.65%
ユーロ/ドル $1.0513 $0.0004 0.04%
米東部時間 16時49分
 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数はほぼ変わらず。
 米ISM非製造業指数が3カ月ぶり低水準になったことについて、ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの市場戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏は「久しぶりの本当に弱い経済データだが、米金融政策に大きな影響を与えるとは思わない」と語った。
 ユーロは対ドルで上げを消す展開。 対ドルで0.3%高まで買われる場面もあったが、フランス国民議会で内閣不信任決議案が賛成多数で可決されると、再び売りに押された。
 クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「市場の反応が限られているのは、ユーロ相場にはすでに多くのネガティブ要因が織り込み済みであることを示唆している」と指摘。市場の注目は6日の米雇用統計と来週の欧州中央銀行(ECB)政策委員会会合に移っていると述べた。

原油・金
 ニューヨーク原油相場は反落。ISM非製造業指数が市場予想を下回る弱い内容だったため、米国のエネルギー需要への懸念が広がった。テクニカル分析上の上値抵抗線も意識された。
 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は50日移動平均の水準である1バレル=70ドルを上回った後、すぐに下落に転じた。このことがネガティブな雰囲気を強めた。
 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「WTIが70ドル台を維持できず、50日移動平均を下回ったことが、この水準を上値抵抗線として一段と意識させた」と指摘。「きょうは取引高も過去10日間の平均に比べて著しく少なかった。年末が近づく中で市場関係者が様子見姿勢である可能性が示唆された」と述べた。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計はまちまち。原油在庫は先週、507万バレル減少。一方でガソリン在庫が大きく増えたほか、留出油の在庫も7月以来の大幅増となり、需要減退が示唆された。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前日比1.40ドル(2%)安の1バレル=68.54ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.8%安の72.31ドルで引けた。

 金相場は続伸。スポット価格はニューヨーク時間午後3時57分時点で、前日比0.3%高の1オンス=2650.46ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は8.30ドル(0.3%)上昇し、2676.20ドルで引けた。

■トランプ氏、貿易担当上級顧問に対中強硬派のナバロ氏指名
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/47YE7A53IFJYDNTQG2TJ3GXENQ-2024-12-04/
■トランプ氏、SEC委員長にアトキンス氏指名−規制緩和に前向き
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZDKVDWX2PS00?srnd=cojp-v2
■NATO、ウクライナ戦争で勝利追求から進軍阻止に軸足転換−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZ1XGDWLU6800?srnd=cojp-v2
■ロシア大統領、政府と中銀に協調行動要請 インフレ抑制で
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/YNHAXLMEFNMIPK34SXSVCI6JWA-2024-12-04/
■ルーマニア大統領選、親ロ極右候補躍進でTikTokに疑惑の目
https://jp.reuters.com/economy/2RCUJT3UGRLBFFP62GUM4KCQFE-2024-12-04/
■エルドアン・プーチン両氏が電話会談、シリア紛争再発協議
https://jp.reuters.com/world/security/LHSFZ7V2XJONZKU5EXJAFP3J6Q-2024-12-04/
■ガザ人質解放で合意の可能性、ハマスに圧力=イスラエル国防相
https://jp.reuters.com/world/security/5Q273LFXVNJF7ITX3P3VPUPVRI-2024-12-04/
■フィリピンと中国、スカボロー礁周辺の衝突で非難の応酬
https://jp.reuters.com/world/taiwan/NKF2HWRVK5MAVDOSJBXHJLUAKU-2024-12-04/
■中国がゲルマニウムとガリウム対米輸出禁止、その背景とは-QuickTake
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNY3F6DWRGG000?srnd=cojp-v2

●トランプ次期政権との良好な関係可能、当局は慎重さ維持−FRB議長
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZGVTDWRGG000
・ベッセント氏の「影の議長」案、次期政権は追求しないとの考え示す
・経済は「非常に良好」とパウエル氏−市場関係者は12月利下げを想定
●米地区連銀報告:経済活動は若干拡大、需要巡り企業の楽観強まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZHCSDWLU6800
●米ADP民間雇用者数、11月は増加基調維持−市場予想は下回る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZ0VSDWLU6800?srnd=cojp-v2
●セントルイス連銀総裁、利下げ一時停止の時期は近い可能性
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZ22NDWRGG000?srnd=cojp-v2
●米ISM非製造業指数、3カ月ぶり低水準−受注や雇用が伸び悩む
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZ5PCDWX2PS00?srnd=cojp-v2
●ラガルドECB総裁、経済成長の低迷や先行き不透明感を指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNZ2B8DWX2PS00?srnd=cojp-v2


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市場はパウエルFRB議長発言や米雇用統計発表に身構え 《あさイチ12.04》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】S&P500小幅高、今年55回目の最高値−円は一時148円台
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNXRRVDWX2PS00?srnd=cojp-v2
・韓国大統領の「非常戒厳」宣言、為替市場で逃避需要の円買い誘発
・投資家はパウエルFRB議長発言や米雇用統計発表に身構えている


 3日の米株式市場でS&P500種株価指数は小幅高。最高値更新が続いていただけに、買い疲れの兆候も見えた。投資家は12月利下げの可能性を見極めようと、週内に予定されるパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言機会や雇用統計発表に身構えている。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6049.88 2.73 0.05%
ダウ工業株30種平均 44705.53 -76.47 -0.17%
ナスダック総合指数 19480.91 76.96 0.40%
 韓国の尹錫悦大統領が「非常戒厳」を宣言し、金融市場でも韓国資産には激しい動揺が走った。ウォール街のトレーダー間でもリスクの高い取引を敬遠する動きが見られた。尹大統領は結局、国会議員の反対に屈した形で解除を表明した。
 買われ過ぎの水準に近づいたS&P500種は勢いが失速したものの上昇で取引を終え、今年55回目の最高値更新となった。
 11月雇用統計を6日に控える中、この日発表された10月求人件数は予想を上回る増加となった一方、レイオフ件数は減少し、労働需要が安定しつつあることが示唆された。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、12月の利下げは確実ではないが、政策当局者の選択肢としては残っているとの見解を示した。

国債
 米国債相場では、2年債利回りが乱高下した。午前中は韓国大統領による非常戒厳の宣布を受けた逃避買いの流れが強まり、2年債利回りは一時4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し4.14%と、11月4日以来の水準に下がっていた。
 その後、強い米労働指標を受けて利回りは上昇に転じる場面もあったが、追加利下げの支持を示唆する米金融当局者発言が伝わると再び下げた。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.40% 4.1 0.94%
米10年債利回り 4.22% 3.3 0.79%
米2年債利回り 4.18% -0.2 -0.05%
米東部時間 16時42分
 市場は現在、12月の0.25ポイント利下げの可能性を約65%織り込んでいる。来年末までの予想利下げ幅は約80bpとなっている。
 デーリー総裁以外の金融当局者発言では、クーグラーFRB理事が「インフレ率は、途中多少の起伏はあったものの、目標の2%に向けた持続可能な道筋をたどっているように見受けられる」と述べた。シカゴ連銀のグールズビー総裁は、金利はさらに下がるとの見解を改めて表明した。
 ブリーン・キャピタルのチーフエコノミックアドバイザー、ジョン・ライディング氏は4日に予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が「12月の金利決定の方向性を左右するだろう」とリポートで指摘した。

為替
 外国為替市場でドル指数はほぼ変わらず。韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言や米経済指標、米金融当局者発言を材料に上げ下げを繰り返し、日中は方向感を欠く動きとなった。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1281.21 0.04 0.00%
ドル/円 \149.52 -\0.08 -0.05%
ユーロ/ドル $1.0512 $0.0014 0.13%
米東部時間 16時42分
 円相場は対ドルで小幅高。韓国の戒厳令を受けて午前の取引では逃避需要から円が買われ、対ドルで一時148円65銭まで上昇。10月11日以来の水準まで円高・ドル安が進んだ。
 しかし、その後発表された10月の米求人件数が市場予想を上回り、労働市場の底堅さが改めて意識されると円は上げ幅を縮小する展開となった。
 ノムラ・インターナショナルの宮入祐輔氏(ロンドン在勤)は、韓国情勢がこの日の円相場を支えたと指摘。「ただドル・円は先週から下落トレンドにあるため、他の要因も働いている」とし、その一つとして日本銀行による12月利上げの観測が強まっていることを挙げた。

原油
 ニューヨーク原油先物は続伸し、約2週間ぶりの大幅上昇となった。イラン産原油に対する米国の制裁強化に加え、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の供給拡大が先送りされるとの期待が支援した。
 OPECプラスは、供給拡大をさらに3カ月遅らせることで合意に向けた協議を進めていると、参加国の代表らが明らかにした。
 その後、米財務省がイラン産原油の輸出に関与している35の組織や船舶を制裁対象に加えると発表し、原油は上げ幅をさらに拡大した。
 バンク・オブ・アメリカ(BofA)の商品ストラテジスト、フランシスコ・ブランチ氏は「原油相場は総じてイランとベネズエラに対する制裁と、OPECの動向に大きく左右される」と、メディアとのラウンドテーブルで指摘した。両国の産油量が減少した場合、北海ブレント原油は1バレル=80ドルに達する可能性もあるという。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前日比1.84ドル(2.7%)高い1バレル=69.94ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は2.5%高の73.62ドル。


 金相場は反発。韓国の戒厳令やフランスの政治危機を受けた逃避需要が支援した。一方、堅調な米求人件数データは相場の重しとなった。
 金スポット価格は安全資産としての妙味が高まり、一時0.6%値上がり。その後、求人データを受けてマイナス圏に沈む場面もあった。
 市場では、経済の健全性を見極めようと、6日に発表される雇用統計に関心が集まっている。4日のパウエルFRB議長の講演も含め、週内に複数の金融当局者が講演を予定しており、12月の政策会合を控え、発言が注目される。
 キャピタル・エコノミクスはリポートで「当社ではドルと国債利回りの予想を引き上げたが、それでも金価格は2025年末までに2750ドルまで上昇するとみている」と指摘。「これは中国からの金需要の高まりと財政の持続可能性に対するより広範な懸念が、金のマイナス材料による影響を相殺するとの見解を反映している」と続けた。
 ニューヨーク時間午後3時8分時点で、金スポット価格は前日比4.68ドル高の1オンス=2643.81ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は9.40ドル(0.35%)上昇し、2667.90ドルで引けた。
◆円が対ドルで上げ縮小、149円台前半−堅調な米求人件数が影響
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNX872DWX2PS00?srnd=cojp-v2
◆米国債が下げに転じる、堅調な求人件数を材料視−逃避買いが反転
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNXG1XDWRGG200?srnd=cojp-v2
◆OPECプラス、供給拡大を3カ月先送りで合意の方向−参加国代表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNX2LLDWLU6800?srnd=cojp-v2

■トランプ氏、中東の「深刻な結果」警告 就任前にガザ人質解放なければ
https://jp.reuters.com/world/security/BYOZE7SPNNKURMIBY76TNUFFAA-2024-12-02/
■フランス内閣、崩壊の危機−不信任投票4日に実施予定
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNWVH2DWX2PS00?srnd=cojp-v2
■仏バルニエ内閣は4日の不信任投票切り抜ける−マクロン大統領
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNXIV7DWX2PS00?srnd=cojp-v2
■ウクライナ、NATO加盟改めて訴え ブダペスト覚書を非難
https://jp.reuters.com/world/ukraine/IFYFS7KOVZJVZP7WFKYYCFUDCQ-2024-12-03/
■ネタニヤフ氏、停戦は戦争終結でないと警告 イスラエルは順守
https://jp.reuters.com/world/us/QHVP2B7YZBK2VLSXV7ROU4NCOE-2024-12-03/
■シリア北東部で新たな戦線、米支援クルド勢力と政府軍が交戦
https://jp.reuters.com/world/security/6WCT6B5YMJLJDNRS4N6IFULJRM-2024-12-03/
■イラク・トルコ首脳が電話会談、シリア情勢協議
https://jp.reuters.com/world/security/PXEXAFDTAFKQ7PVGCT7EK7H2FQ-2024-12-03/
■中国、一部レアメタルの対米輸出を禁止 通商摩擦が拡大
https://jp.reuters.com/world/us/MDQYU5XJBFI7FNLZWVJLQ22IYY-2024-12-03/
■中国が豪食肉加工施設に対する貿易制限解除、輸出全面再開へ
https://jp.reuters.com/markets/commodities/EHOGV7DQSBI4RGXKHOKSHDZNDM-2024-12-03/
■韓国の尹錫悦大統領、戒厳令を一転解除へ−テレビ演説
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNXNO2DWLU6800?srnd=cojp-v2

●米求人件数、10月は774万件に増加−低迷していた労働需要が安定
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNXB3HDWLU6800?srnd=cojp-v2
●SF連銀総裁、金利低下は今後も継続へ−12月の利下げは不確実
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNXJ6MDWX2PS00?srnd=cojp-v2
●クーグラーFRB理事、インフレ率は2%への持続可能な道筋にある
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNXJ91DWRGG000?srnd=cojp-v2


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円上昇、一時149円08銭 《あさイチ12.03》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】S&P500種が再び最高値−円上昇、一時149円台前半
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVX5WDWX2PS00?srnd=cojp-v2
・主要10通貨では円だけが対ドルで上昇、ユーロの下げ目立つ
・ウォラーFRB理事、12月会合での利下げ支持に傾いている


 2日の米株式市場でS&P500種株価指数は続伸。大型ハイテク銘柄の上昇が相場全体をけん引した。ハイテク銘柄の比重が高いナスダック100指数は1%余り上昇した。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6047.15 14.77 0.24%
ダウ工業株30種平均 44782.00 -128.65 -0.29%
ナスダック総合指数 19403.95 185.78 0.97%
 S&P500種は終値で今年54回目の最高値更新となったが、それでもなお年内に上値余地が残っていると、JPモルガン・チェースのアンドルー・タイラー氏はみている。同氏は最も人気の高いオプション取引は同指数が今月中に6200−6300に達することを見込んでいると指摘した。
 市場参加者は今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合に向け、今週相次ぐ経済指標発表や米金融当局者発言に身構えている。6日発表の11月雇用統計では、ハリケーンや大規模なストライキの影響で伸び悩んだ前月の反動で雇用者が急増した公算が大きい。4日には、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が討論会に参加する予定。雇用市場とインフレに関する議長の認識や、12月利下げの有無に関する手掛かりに投資家は注目しそうだ。

国債
 米国債相場は下落(利回りは上昇)。ただ、当初の大幅な下げからは持ち直した。2年債利回りはウォラーFRB理事の発言が伝わると、この日の最低水準を付けた。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.36% 0.5 0.11%
米10年債利回り 4.19% 2.3 0.56%
米2年債利回り 4.18% 3.1 0.74%
米東部時間 16時46分
 同発言前には10年債利回りが一時的に2年債利回りを下回り、約1週間ぶりに逆イールド状態となっていた。
 この日は社債発行が相次いだことが利回り上昇につながった一方、イスラエルとヒズボラの停戦にひびが入りつつあるとの報道が利回りの下押し要因になったと複数のトレーダーが語った。
 アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・ストラテジー責任者、グレゴリー・ファラネロ氏は、足元のバリュエーション水準を踏まえると、「力強い成長、インフレ抑制、民間部門の良好な雇用、金利低下」の組み合わせが続くかどうかが、すべての投資家にとって鍵になると指摘した。
 17、18日両日に開催される今年最後のFOMC会合について、短期金融市場のトレーダーは0.25ポイント利下げの確率を約70%織り込んでいる。

為替
 外国為替市場ではドルが4営業日ぶりに上昇した。主要10通貨では円だけが対ドルで上昇、一時149円8銭を付けた。これは日中としては10月16日以来の高値水準。年内に米国金融当局が利下げし、日本銀行が利上げするとの観測が広がり、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが強まっている。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1281.17 6.23 0.49%
ドル/円 \149.55 -\0.22 -0.15%
ユーロ/ドル $1.0500 -$0.0077 -0.73%
米東部時間 16時46分
 この日はユーロの下げが目立った。フランスの極右政党、国民連合(RN)のルペン氏が内閣不信任動議を支持すると表明したことが材料視され、ユーロへの売りが膨らみ、一時は対ドルで1%超下落した。フランスの国債および株式も新たな売り圧力にさらされた。
 ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの市場戦略グローバル責任者ウィン・シン氏は「ユーロ圏は、政治危機に不況が重なるという最悪の事態に陥っている」と指摘。「ユーロに対してはネガティブな見方しかできない」と語った。
 マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏は「(フランスで)内閣不信任が可決すれば、ユーロはさらに1%下がる可能性がある」と述べた。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は小反発。中国経済の緩やかな回復を示す兆しが相場を支えた。一方、ドル高に加え、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が増産を先送りしないとの懸念が重しととなった。
 中国の製造業購買担当者指数(PMI)は11月に50.3に上昇。緩慢ながらも景気回復の兆候を示した。また中国当局が成長下支えに向けて強力な措置を導入するとの期待も支援し、原油は朝方値上がりしていた。
 その後、ドルの上昇を受けてマイナス圏で取引される場面もあったが、持ち直して引けた。フランスの政治混迷に加え、トランプ次期米大統領が主要新興国「BRICS」諸国に対して、脱ドル化推進なら関税100%も辞さない構えを見せたことが、ドル高の背景にある。
 マッコーリー・グループのストラテジスト陣は、OPECプラスが来年1月に供給を拡大する可能性について「完全に排除することはできない」と、リポートで記述。市場シェアの獲得に向けて増産に動いた場合、「驚きだが、衝撃ではない」と続けた。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比10セント(約0.1%)高い1バレル=68.10ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限はほぼ変わらずの71.83ドル。


 金相場は反落。ドル高が重しとなった。米金融政策決定に関する手掛かりを得ようと、6日発表の雇用統計に注目が集まっている。
 フランスの政局混迷が深まったことで、ユーロと仏国債が売られる一方、ドルは値上がり。ドル建てで取引される金の割高感が強まった。また米国債利回りの上昇は通常、利子を生まない金にとっては足かせとなる。
 金スポット相場は先週、週間ベースで2.7%下落。イスラエルと親イラン民兵組織ヒズボラの停戦合意が発効したことで、安全資産としての妙味が薄れた。一方で、ウクライナとロシアの戦争が激化するとの懸念が、金のような安全資産への需要を引き続き支えている。
 ニューヨーク時間午後2時19分時点で、金スポット価格は前営業日比3.92ドル安の1オンス=2639.23ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は22.50ドル(0.8%)下落し、2658.50ドルで引けた。
◆円は対ドルで149円台半ばに上昇、日米金利差縮小を意識
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNUWPYT0G1KW00?srnd=cojp-v2
◆ユーロが1%下落、独仏債スプレッド急拡大−フランスで政治リスク
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVHCXDWLU6800?srnd=cojp-v2
◆中国の10年物国債利回り、過去最低を更新−人民銀の追加緩和を期待
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNURLPDWRGG000

■米、AIメモリーや製造装置の対中販売規制強化−禁輸リストに140社
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNUORUT1UM0W00?srnd=cojp-v2
■米、ウクライナに7.25億ドルの追加軍事支援 地対空ミサイルなど
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ELQMYQT2TBNTJA3YDLZA4VV42Q-2024-12-02/
■仏首相、予算案を議会強行通過へ−野党は内閣不信任提出の構え
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVFP1DWLU6800?srnd=cojp-v2
■独首相、ウクライナ電撃訪問 6.5億ユーロの追加支援表明
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ULMYZY7VLRKMLCICZSCDFXK66I-2024-12-02/
■VW、ドイツ労働者約6.6万人がスト参加−労使対立に解決見えず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNV4UXDWLU6800?srnd=cojp-v2
■スウェーデン、中国に正式な協力要請−海底ケーブル破損問題で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNPD0CDWLU6800
■ルーマニア憲法裁、親ロシア派候補勝利の大統領選第1回結果を承認
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVNCDDWLU6800?srnd=cojp-v2
■ロシアはトランプ氏のウクライナ停戦案を拒否する−プーチン派有力者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVAVGDWX2PS00?srnd=cojp-v2
■ヒズボラがイスラエル軍を攻撃、停戦後初−ネタニヤフ首相は報復示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVT54DWX2PS00?srnd=cojp-v2
■中国、米国の半導体輸出規制に強く反発 対抗措置へ
https://jp.reuters.com/world/us/DYQXM2OVGVJV3ARFQ7Y5BYRCS4-2024-12-02/
■中国共産党中央政治局、11月の定例会合見送りか−声明発表せず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNUSOLT0AFB400

●米ISM製造業景況指数、予想を上回る−新規受注が拡大圏に浮上
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVGE0DWLU6800?srnd=cojp-v2
●ウォラーFRB理事、12月会合での利下げ支持に傾いている
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVV07DWX2PS00?srnd=cojp-v2
●ウィリアムズNY連銀総裁、「時間をかけて」さらなる利下げが必要に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVYLVDWX2PT00?srnd=cojp-v2
●12月の米利下げ「選択肢オープンにしている」−アトランタ連銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNVM2YDWLU6800?srnd=cojp-v2
●ECBは大幅利下げ協議へ、ただし不透明感高い−ラトビア中銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-02/SNV4CXT0G1KW00?srnd=cojp-v2


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今週の主な予定 《あさイチ12.02》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆CFTC 円 投機的ネットポジション
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-jpy-speculative-positions-1614
◆CFTC ユーロ 投機的ネットポジション
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-eur-speculative-positions-1611
◆CFTC 金 投機的ネットポジション
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-gold-speculative-positions-1618
◆CFTC 原油 投機的ネットポジション
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-crude-oil-speculative-positions-1653
◆来週の主な予定 パウエルFRB議長とウォラー理事 米雇用統計に日本実質賃金 「最もハト派」中村日銀委員
https://fx.minkabu.jp/news/318174
・7日からのブラックアウト期間入りを前にパウエルFRB議長とウォラーFRB理事が講演
・米雇用統計 ストやハリケーンの影響で前回は雇用者数が大幅低下、その反動で11月は大幅増加へ
・10月実質賃金、3カ月連続でマイナスの見通し 石破首相は来年春闘での大幅賃上げ実現を要請
・5日に「最もハト派」中村日銀委員の講演、7月会合で追加利上げに反対した1人(もう1人は野口委員)


2日(月)
 日本法人企業統計(第3四半期)
 日銀債券市場サーベイ(11月)
 厚労省審議会GPIF次期運用目標議論
 豪小売売上高(10月)
 中国財新製造業PMI(11月)
 米製造業PMI確報値(11月)
 米ISM製造業景気指数(11月)
 ウォラーFRB理事、米国経済研究所(AIER)で経済見通しについて講演(質疑応答あり)
 ウィリアムズNY連銀総裁、講演(質疑応答あり)
 米感謝祭翌週月曜日サイバーマンデー
3日(火)
 スイス消費者物価指数(11月)
 米求人件数(10月)
 米自動車販売(11月)
 オアNZ中銀総裁、特別委員会出席
 クーグラーFRB理事、労働市場と金融政策について講演(質疑応答あり)
 グールズビー・シカゴ連銀総裁、会議開会挨拶
 ムサレム・セントルイス連銀総裁、講演(質疑応答あり)
 NATO外相会合(4日まで)
4日(水)
 豪GDP(第3四半期)
 中国財新非製造業PMI(11月)
 米ADP雇用者数(11月)
 米非製造業PMI確報値(11月)
 米ISM非製造業景気指数(11月)
 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
 OECD世界経済見通し
 ナーゲル独連銀総裁、金融政策について講演
 パウエルFRB議長、NYタイムズ主催「ディールブック・サミット」討論会出席(質疑応答あり)
5日(木)
 中村日銀審議委員、金融経済懇談会出席
 米新規失業保険申請件数(30日終了週)
 グリーン英中銀委員、FT主催イベント出席
 欧州安全保障協力機構(OSCE)閣僚級会合(6日まで)
6日(金)
 日本実質賃金(10月)
 カナダ雇用統計(11月)
 米雇用統計(11月)
 米ミシガン大学消費者信頼感指数(12月)
 ボウマンFRB理事、討論会出席(質疑応答あり)
 グールズビー・シカゴ連銀総裁、経済見通しについて講演(質疑応答あり)
 ハマック・クリーブランド連銀総裁、経済見通しについて講演(質疑応答あり)
 デイリー・サンフランシスコ連銀総裁、討論会出席(質疑応答あり)
7日(土)
 FRBブラックアウト期間入り(金融政策に関する発言自粛)(19日まで)
■トランプ氏、BRICS諸国に100%関税も辞さず−脱ドル推進なら
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-01/SNSAXHDWLU6800?srnd=cojp-v2
■トランプ氏「非常に生産的」、加首相と国境・貿易・エネ巡り会談
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/R7INC6YJYVJRRKUMPIPJMPA6HY-2024-11-30/
■仏極右ルペン氏、政府は予算協議を「打ち切った」−予算相発言受け
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-01/SNTUGLDWX2PS00?srnd=cojp-v2
■仏予算案、極右政党の修正要求には約100億ユーロの費用必要−予算相
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-01/SNTLQHDWRGG000?srnd=cojp-v2
■VW労組、2日に警告スト開始−コスト削減方法巡り経営陣と対立
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-01/SNTVIQT0G1KW00?srnd=cojp-v2
■ゼレンスキー氏、NATOが安全保障なら停戦も−占領地奪還は外交で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-30/SNQF6LDWLU6800?srnd=cojp-v2
■サウジアラビアの米国債保有、2020年以来の高水準−年初から増加傾向
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-01/SNTN62DWRGG000?srnd=cojp-v2
■中国が米国を厳しく非難、台湾の頼総統によるハワイ立ち寄り巡り
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-01/SNTEVDDWLU6800?srnd=cojp-v2
■北朝鮮はロシアを支える、ウクライナへの対抗措置を支持−金総書記
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-30/SNR38HT0AFB400?srnd=cojp-v2

●11月米雇用は20万人増か、ハリケーンやストの影響から回復−6日発表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-01/SNSB4ZDWLU6800?srnd=cojp-v2
・失業率は4.1%で横ばい予想−ブルームバーグのエコノミスト調査
・4日にFRB議長は討論会参加、雇用や物価の認識に投資家注目へ
 11月の米雇用者数は、ハリケーンや大規模なストライキの影響で伸び悩んだ前月の反動で急増した公算が大きい。
 ブルームバーグが実施したエコノミスト調査によると、6日発表予定の11月の非農業部門雇用者数は前月比20万人増と予想されている。失業率は4.1%で横ばいと見込まれている。
 4日には、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が討論会に参加する予定。雇用市場とインフレに関する議長の認識や、12月利下げの有無に関する手掛かりに投資家は注目しそうだ。
●中国11月の製造業PMI、50.3に上昇−景気に緩慢ながら回復の兆し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-30/-11-50-3?srnd=cojp-v2



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円買われ一時149円47銭−日銀総裁発言後に加速《あさイチ11.30》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】円買われ一時149円47銭、日銀総裁発言後に加速−株最高値
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNQ5JPT0G1KW00?srnd=cojp-v2
・植田日銀総裁、一段の円安はリスク大きいとの認識示す−日経
・S&P500種、週間上昇率は2週連続で1%超−米国債も前日比上昇


 29日の外国為替市場では円が上昇。11月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)が市場予想を上回ったことで、東京時間に一時1ドル=150円を突破。ニューヨーク時間には一時上げを縮める場面もあったが、日本経済新聞が日本銀行の植田和男総裁の発言について報じた後、再び上昇を拡大し、一時149円47銭を付けた。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1274.94 -4.62 -0.36%
ドル/円 \149.71 -\1.84 -1.21%
ユーロ/ドル $1.0580 $0.0028 0.27%
米東部時間 16時45分
 日経とのインタビューで植田総裁は、一段の円安はリスクが大きいと指摘し、場合によっては政策変更で対応しないといけなくなるとの見解を示した。12月の利上げへの明確な支持は示さず、次の利上げのタイミングが近づいているとの認識を示した。
 ドルは下落。トランプ次期米大統領が極端な貿易政策を緩和させるとの観測が広がり、週間ベースでは約1年ぶりの大幅な下げとなった。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は週間で1.3%下落。一方で円は週間でも大きく上昇し、対ドルで3%余り値上がりした。日銀が12月に利上げするとの見方が強まった。
 ジェフリーズの外国為替グローバル責任者ブラッド・ベクテル氏は「ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利を受けたユーフォリア(陶酔感)でドルは押し上げられ、買われ過ぎの領域にあったことから、もっと前に調整が起きていてもおかしくなかった」と分析。「ユーロ、円、ポンドは全て、実質金利差がフェアバリューとして示唆する水準を大きく下回っていたが、それがようやく修正され始めた」と述べた。
 マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏は、月末の資金フローのほか、トレーダーがドルの一段の上昇に対する見方を後退させていることも、ドルには重しになっていると分析した。 「選挙リスクと次期政権に関するニュースを受け、トレーダーはここ1カ月に主要10通貨に対してドルをロングとした」とギブン氏。次期政権の人事で「このところ実際の指名が発表され、トレーダーはロングを縮小している」と述べた。
 またブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のシニア・アナリスト、エリアス・ハダッド氏は「祝日で売買高が少ないほか、月末のポートフォリオのリバランシング、テクニカル面で買われ過ぎの状況にあることが、ドルに重しとなっている可能性がある」としつつ、「とはいえ、他の主要国に比べて米国の経済見通しが良好なことは、基本的なドル上昇トレンドが失われていないことを示唆している」と述べた。

米国株・国債
 米国株は上昇し、米国債利回りは全年限で低下した。この日は感謝祭の翌日で株、国債共に短縮取引だった。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6032.38 33.64 0.56%
ダウ工業株30種平均 44910.65 188.59 0.42%
ナスダック総合指数 19218.17 157.69 0.83%
 S&P500種株価指数は過去最高値を更新。週間での上昇率は前週に続き1%を超えた。

 10年債利回りは4.17%に低下した。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.36% -7.8 -1.77%
米10年債利回り 4.17% -9.5 -2.23%
米2年債利回り 4.15% -7.6 -1.80%
米東部時間 16時45分
 スコット・ベッセント氏が次期財務長官に指名されたことで、トランプ氏の関税計画が緩和されるとの楽観が強まり、米国株と国債が上昇した。S&P500種は11月に5.7%上昇と、月間ベースでは今年最大の上げ。
 EPFRグローバル・データによれば、米国株には過去4週間に1410億ドル(約21兆円)が流入。同期間の流入額としては過去最大となった。米経済が成長を続ける中、米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ観測を背景に、一部の大型ハイテク銘柄が米国株の上昇をけん引している。S&P500種は年初来26%上昇している。
 HSBC銀行のチーフマルチアセットストラテジスト、マックス・ケトナー氏は「貿易を巡る緊張について、2019年にわれわれは連日話していた。当時ナスダックは非常に好調だった。重要なのは米金融当局がUターンし、実質金利は低下、そしてそれが株価を押し上げたことだ」とブルームバーグテレビジョンで指摘。「これは今の状況に非常に似ている。現在は依然として利下げ局面だ。素晴らしい設定だ」と述べた。
 バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは、米国資産に対する投資家の強気とそれ以外の国々に対する弱気には「極端な断絶」が存在していると指摘した。今年の欧州主要株価指数の上昇率は米国株を大幅に下回り、その乖離(かいり)は1976年以降で最大となる見通しだが、BofAのストラテジストは欧州株に対して逆張りの賭けに出ている。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は4営業日続落。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の生産計画と、イスラエルとレバノンを拠点とする親イラン民兵組織ヒズボラによる停戦合意の持続性を巡り不透明感が根強い中で、下落して終えた。感謝祭の祝日明けで商いは薄かった。
 イスラエルとヒズボラは停戦合意に違反したと互いに非難しているが、現時点で合意は維持されているもよう。一方で、ドルが売られ、ドル建てで取引される原油の割高感は薄れた。
 来年の供給過剰が予想される中で、OPECプラスは当初12月1日に予定していたオンライン会合を同月5日に開催する。来年1月の日量18万バレルを皮切りに増産を進めるかどうかについて協議する予定だが、今週に入り、複数の代表がこうした動きを数カ月遅らせる可能性を巡り話し合いを始めたと述べていた。
 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「OPECプラスの会合延期がグループ内の意見対立を示唆しているとの懸念は、市場ではあまり材料視されていないようだ」と述べた。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比72セント(約1%)安い1バレル=68ドルちょうどで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.3%下げて71.84ドル。1月限は0.5%安の72.94ドルで終えた。


 金スポット相場は4日連続で上昇。ドル安に加え、ウクライナ情勢の緊迫化が意識され、安全資産としての妙味が高まった。
 金はこの日、一時1.1%高の1オンス=2666ドル近辺まで買われた。ロシアのプーチン大統領は前日、ウクライナの首都キーウにある「意思決定の中枢」を新型の弾道ミサイルで攻撃する可能性があると警告した。一方で、ドルは主要通貨に対して下落。これにより、多くの買い手にとって金の割安感が強まった。
 もっとも、金スポット相場は週間では約2.4%下落。米国の仲介で、イスラエルとヒズボラの停戦合意が実現し、中東情勢の緊張緩和につながったことが背景にある。
 ニューヨーク時間午後2時20分時点で、金スポット価格は前日比12.33ドル高の1オンス=2650.25ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は前営業日比16.20ドル(0.6%)上昇し、2681.00ドルで引けた。
◆円が対ドルで上げ幅拡大し149円40銭台−植田日銀総裁の発言後
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPV1UT0AFB400?srnd=cojp-v2
◆フランス債の安全神話崩れる、利回りはイタリア債に急接近
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPGFVT0G1KX00?srnd=cojp-v2

■ウクライナの米製長距離兵器によるロシア攻撃、「エスカレーション」に該当しない理由
https://www.cnn.co.jp/world/35226746.html
■メキシコ大統領、関税回避へ米国と合意できると確信−対応策は準備
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPZXUDWX2PS00?srnd=cojp-v2
■フランス予算案、極右ルペン氏が12月2日までの回答を首相に要求
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPDA3DWRGG000?srnd=cojp-v2
■英独仏とイランの核協議、進展なし トランプ氏復帰前の打開模索
https://jp.reuters.com/world/security/MXZUDEKVKNLKRJ7ZHILN3O7IPY-2024-11-29/
■WTO事務局長再任へ、トランプ関税巡り難しい舵取り
https://jp.reuters.com/world/us/YWXMHULWSBO7NB5B47TC35ZMXY-2024-11-29/
■ヒズボラ指導者カセム師、停戦履行でレバノン軍との連携を確約
https://jp.reuters.com/world/security/KX4BDQE5H5O2TM7BQQH5OWRP5U-2024-11-29/
■ロ朝国防相が会談、ベロウソフ氏「北朝鮮との軍事協力は急拡大」
https://jp.reuters.com/world/ukraine/JTI7W4UOIBJDVDCYXMLTMHLNRM-2024-11-29/
■台湾総統、ハワイとグアム訪問へ 中国政府の怒り招く
https://www.cnn.co.jp/world/35226738.html
■中国・ロシア両軍、日本海上空で合同哨戒飛行=CCTV
https://jp.reuters.com/world/security/M3TEIENERJOQDIB66ELTGU5JDM-2024-11-29/

●カナダの7−9月GDPは下振れ、中銀は利下げ継続へ−成長鈍く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPVFDDWLU6800?srnd=cojp-v2
●ECBは利下げ継続を、インフレ目標達成が視野−ビルロワドガロー氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPTL1T0G1KW00?srnd=cojp-v2
●米関税、より積極的なECB利下げを正当化も−ギリシャ中銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPTPJT0G1KW00?srnd=cojp-v2
●ロシア中銀、ルーブル安定に向けた緊急対策必要ない−現行措置で十分
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPXGXT1UM0W00?srnd=cojp-v2
●インド経済、7〜9月は約2年ぶり低成長−中銀に利下げ圧力
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPKJYDWRGG000?srnd=cojp-v2
●中国、銀行システムへの流動性供給を拡大−起債急増の影響軽減図る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNPVD6T0G1KW00?srnd=cojp-v2
●植田日銀総裁、一段の円安はリスク大きいとの認識示す−日経
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-29/SNNGT7T0AFB400?srnd=cojp-v2
・円安進行なら場合によって政策変更で対応が必要になるとの見解
・データが想定通りに推移、その意味で利上げは近づいている−総裁



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円は対ドルで151円台半ば 《あさイチ11.29》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆円は対ドルで151円台半ば、200日移動平均線が支え−東京CPIに注目
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNPMNT0G1KX00?srnd=cojp-v2
 29日朝の東京外国為替市場の円相場は1ドル=151円台半ばと、前日夕から小幅上昇して推移。海外時間は米国休場で取引材料に乏しい中、欧州株高に伴うリスク選好の流れが円の重しになる場面も見られたが、200日移動平均線(152円ちょうど)が下支えとなって買い戻されている。
 朝方に発表される11月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)が注目され、日本銀行による12月の利上げ観測を強める内容となれば円買いを促す可能性がある。
◆フランス、10年物国債利回りがギリシャと同等に−予算案巡る懸念
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNHLJT0G1KW00?srnd=cojp-v2
◆ブラジル・レアルが日中取引で過去最安値、予算案に投資家が失望売り
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNTQPT0AFB400?srnd=cojp-v2
◆中国、米国と貿易戦争なら人民元の10〜15%下落容認も−JPモルガン
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNN1MMT0G1KW00?srnd=cojp-v2
◆OPECプラス、オンライン会合を12月5日に延期−参加国代表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNGEXT1UM0W00?srnd=cojp-v2

■米、ウクライナに7.25億ドル相当の武器供与へ 駆け込み支援の方針
https://jp.reuters.com/world/ukraine/D2XARK66B5OQPGNYJDBYKPE2UU-2024-11-28/
■バイデン氏、トランプ氏にメキシコ・カナダ関税の再考促す
https://jp.reuters.com/world/us/HCT74G6IGJMBNAIIZ7UIIX72Q4-2024-11-28/
■米政府が対中半導体規制の強化準備、従来ほど踏み込まず−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNN07JT0AFB400?srnd=cojp-v2
■EUの戦略「報復ではなく交渉」−トランプ氏の関税念頭にECB総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNBPWT1UM0W00?srnd=cojp-v2
■ドイツ政府、半導体業界向け新たな補助金計画−規模は約20億ユーロか
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNOFT3T0AFB400?srnd=cojp-v2
■フランス首相、予算案の主要争点で妥協−極右政党はさらなる譲歩要求
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNIUPT0AFB400?srnd=cojp-v2
■ロシア、キーウを新型弾道ミサイルで攻撃も−プーチン氏が警告
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNWJGT0G1KW00?srnd=cojp-v2
■オーストラリア、16歳未満のSNS利用を禁止−新法が成立へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNWUJT1UM0W00?srnd=cojp-v2
■中国、米国産大豆の購入継続−貿易戦争警戒下で想定外の動き
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNMVRVT0AFB400

●ドイツ、11月のCPI速報値は2.4%上昇−市場予想を下回る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNWM7T0AFB400?srnd=cojp-v2
●ECB利下げ、成長促す水準まで継続する必要の公算大−仏中銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNYS2T0AFB400?srnd=cojp-v2
●豪中銀総裁、コアインフレ率「高過ぎる」−利下げ検討に至らず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNNKJTT1UM0W00?srnd=cojp-v2


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円、対ドルで上昇一時150円46銭 《あさイチ11.28》

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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】S&P500種8日ぶり反落、ハイテク安い−150円台に上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNMFFAT0G1KW00?srnd=cojp-v2
・PCEコア価格指数は伸びが加速−金融当局の慎重姿勢を裏打ち
・7−9月の米実質GDPは経済が底堅いペースで拡大したことを示す


 27日の米国株は下落。大型のハイテク銘柄が売られ、全体の重しとなった。朝方発表された米経済指標は、利下げに対する金融当局の慎重姿勢を裏打ちする内容となった。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5998.74 -22.89 -0.38%
ダウ工業株30種平均 44722.06 -138.25 -0.31%
ナスダック総合指数 19060.48 -115.10 -0.60%
 S&P500種株価指数は前日まで7営業日続伸し、過去最高値を更新していた。ブルームバーグが算出する大手ハイテク7社「マグニフィセント・セブン」の指数はこの日およそ1%下落。デル・テクノロジーズとHPは大幅安。決算が期待外れな内容となったことが嫌気された。
 米連邦取引委員会(FTC)は反トラスト法に基づきマイクロソフトの調査に乗り出した。クラウドコンピューティングからソフトウエアライセンス事業、サイバーセキュリティー関連サービス、人工知能(AI)製品など調査対象は多岐にわたる。
 BTIGのジョナサン・クリンスキー氏は、「『ハイテクの混乱』といった様相を示し始めている」と分析。「ハイテク銘柄の相対的な落ち込みは2025年に向けての懸念材料だ。ただこれまでのところ、市場の他の領域へのローテーションによりトレーディングの裾野の広がりが維持されているのは良いニュースだ」と指摘した。
 感謝祭の祝日を翌日に控えて薄商いとなったこの日、午前に発表された10月の米個人消費支出(PCE)統計では、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視するPCEコア価格指数が前年同月比2.8%上昇となり、伸びが加速。また7−9月(第3四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値では、経済が底堅いペースで拡大したことが示された。
 今回のPCE統計は、労働市場が健全で経済が力強く成長し続ける限りは利下げを急ぐ必要がないという、最近の金融当局者発言を後押しすることになる。eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏は、インフレ率は総じて望ましい方向に動いているが、一層の進展が見られなければ、投資家は今後の利下げについて予想の見直しを迫られる可能性があると指摘した。
 LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏は「依然『根強い』インフレと起伏のある道のりにより、物価安定に向けた最後の1マイルは進展が行き詰まっている」と述べた。

米国債
 米国債は全年限で上昇。PCEコア価格指数の伸びが予想と一致したほか、入札で強い需要が見られたことが手掛かり。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.43% -4.7 -1.06%
米10年債利回り 4.25% -5.5 -1.27%
米2年債利回り 4.22% -3.5 -0.82%
米東部時間 16時50分
 10年債利回りは一時8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて4.2%と、今月1日以来の低水準を付けた。この日実施された7年債入札では、最高落札利回りが入札前水準を下回った。入札後、米国債は上げを拡大した。
 ウィンショア・キャピタル・パートナーズのマネジングパートナー、ガン・フー氏は、インフレが予想通りだったことから「米当局が12月に25bpの利下げを実施する可能性は高い」と指摘。「政策は依然として景気抑制的だ。中立スタンスまで進み、その後に再評価を行うというのが戦略だろう」と述べた。

為替
 外国為替市場ではドルが主要10通貨全てに対して値下がり。月末の資金フローが影響した。ユーロは高い。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事は、今後の利下げには慎重になる必要があるとの考えを示した。主要通貨では円のパフォーマンスが最高となった一方、カナダ・ドルはアンダーパフォームした。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1279.68 -8.37 -0.65%
ドル/円 \151.19 -\1.89 -1.23%
ユーロ/ドル $1.0566 $0.0077 0.73%
米東部時間 16時50分
 マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏は「米金融当局の動きはまだはっきりしていないが、大半の関心は次期米政権に集中している。基本的に、まだ分からないことは分からないという状況だ」と指摘。「トレーダーは市場の両サイドでヘッジを試みており、ドル・ロングのポジションがやや後退する可能性もある」と述べた。その上で、「関税は依然として大きなテーマだ」と付け加えた。
 シティグループのダニエル・トボン氏、高島修氏、ブライアン・レビーン氏はリポートで、「主要10通貨の国・地域の中央銀行のうち9行が向こう3週間に政策決定会合を開催し、そのうち5行(米国、欧州、日本、カナダ、スイス)で金利の調整が見込まれている」と指摘。「中銀の政策によりドルが下落する可能性はある」と記した。
 その上で、「12月にドルが下げた場合は、われわれはそれを利用して2025年上期に向けたロングの構築を考えている」と述べた。
 円は対ドルで上昇し、一時1ドル=150円46銭まで買い進まれた。これは10月下旬以来の円高水準。12月の金融政策決定で日米の政策金利差が縮まる可能性が意識され、持ち高調整の円買いが進んでいる。
 円は対ユーロでも上昇。TSロンバードのストラテジストは、1ユーロ=159円40銭での対円でのユーロ・ショートを推奨。日本銀行が2025年半ばまでに政策金利を1%に引き上げるとの見方を理由に挙げている。

原油
 原油先物はほぼ横ばい。感謝祭の祝日を前に薄商いとなる中、方向感に欠ける動きとなった。
 この日の市場ではイスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの停戦、ガソリン先物の下落、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」の供給拡大先送り観測など、複数の材料が意識された。
 アゲイン・キャピタルの創業パートナー、ジョン・キルダフ氏は「強気と弱気の材料が交錯し、膠着(こうちゃく)状態に陥ったような日だった」と述べた。
 米国ではガソリンとディーゼル油の先物が下げたことも相場の重しとなった。米政府の最新統計によると、メキシコ湾岸地区のガソリン在庫は先週、約2カ月ぶりの高水準に達した一方、ディーゼル油の需要はこの季節としては15年ぶり低水準に落ち込んだ。
 イスラエルとヒズボラの間では現地時間27日午前4時に60日間の停戦が始まった。中東地域を1年余り揺るがしてきた戦争に終止符を打つための第一歩となる。ただ、トレーダーは紛争継続の可能性を依然として警戒。キルダフ氏は「中東は依然として火薬庫だ」と語った。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前日比5セント(0.1%)安い1バレル=68.72ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は2セント(0.1%未満)上昇の72.83ドル。


 金相場は続伸。外国為替市場でのドル下落などが支援材料となった。ドルの軟調はドル建てで取引される商品の投資妙味を高める効果がある。
 ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は前日比18.50ドル(0.7%)高の1オンス=2664.80ドルで引けた。
◆ロシア・ルーブルが下げ加速、米制裁で外貨流入枯渇の懸念
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNLV86T1UM0W00?srnd=cojp-v2

■トランプ氏指名の閣僚候補らに脅迫、自宅に爆破予告など
https://jp.reuters.com/world/us/3KFB66AS5JOQNIN6VX43NC3UBQ-2024-11-27/
■米国の次期USTR代表は対中強硬派、「戦略的デカップリング」主張
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNLK13T0G1KW00?srnd=cojp-v2
■SEC廃止の好機、大量訴訟は税金を無駄に−DRWのウィルソン氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNM94KT0G1KW00?srnd=cojp-v2
■米国が日本にミサイルを配備すれば対応する=ロシア外務省
https://jp.reuters.com/world/taiwan/KJT6WWQKWVL65FEZJA5EHCYRIA-2024-11-27/
■イスラエルとヒズボラの停戦始まる−米国の仲介で双方が合意
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-26/SNKS35T0G1KW00?srnd=cojp-v2
■イラン、レバノン停戦を歓迎 イスラエルの空爆には反撃の権利留保
https://jp.reuters.com/world/ukraine/VNVFEFM2G5KWHABNDXGWF7ELJA-2024-11-27/
■韓国大統領、ウクライナ代表団と会談 武器支援要請との報道も
https://jp.reuters.com/world/ukraine/47CD52AUPBI4DKHIGYPNTJW6QE-2024-11-27/
■BYDなど中国勢が東南アなど世界市場で攻勢、日系メーカーは守勢に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNL0C7T0AFB400
■中国国防相、汚職調査の対象に 3代連続=FT
https://jp.reuters.com/world/china/FJ2NL4P32ZJ63MNPDL7YH7LDJY-2024-11-27/

●米PCEコア価格、前年比の伸び加速−FRBの慎重姿勢を裏打ち
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNM761T0G1KW00?srnd=cojp-v2
・10月のPCEコア価格指数は前年同月比2.8%上昇−9月は2.7%上昇
・コアサービス価格は前月比0.4%上昇−3月以来の大幅な伸び
 10月の米個人消費支出(PCE)統計では、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視するPCEコア価格指数の前年同月比の伸びが加速。金融政策当局者が利下げに慎重な姿勢を示していることを裏打ちする内容となった。[ 後略 ]

●米GDP、7−9月は2.8%増の堅調ペース−個人消費が原動力
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNM3ART1UM0W00?srnd=cojp-v2
●米中古住宅販売成約指数、予想に反して上昇−7カ月ぶり高水準
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNM750T0G1KW00?srnd=cojp-v2
●中国工業部門利益、10月は前年比10%減 需要低迷でマイナス続く
https://jp.reuters.com/world/china/BRCHJLX52FNRVAFUETBDSOIEGY-2024-11-27/


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