トレンドおっちゃん

“トレンドおっちゃん”を自称する現役外務員による、日々の相場観測と 現状の認識を書き綴っています

今週は・・

 東京金が先週金曜日に安値をつけて以来一貫して戻している。まだ調整の期間にあり、すぐには2,400円どころまでは買われないだろうと観測している。今回の下げの過程で2,400円前後で5日間ほど足踏みしたことがあったが、この期間の高値が5月29日の高値である2,407円、もしここを明確に超えたら調整終了と認識しなければならないと思っている。
 NY原油が今朝から始まった夜間取引で73ドルを突破している。おそらく報道されたイランの最高宗教指導者によるホルムズ海峡封鎖云々という発言が影響していることと思われる。いずれにせよ今晩、NY市場の日中セッションでも、7月限が直近の高値である5月30日の72.75ドルを更新してくるなら、市場参加者には調整終了との認識が高まってくるものと思われる。
 今週は、トレンドとポジションを日々確認してゆくことが特に求められると思う。

海外市場週足 6・3

週末の海外市場の週足をながめて大雑把にだが

貴金属;      下値探しの途上
エネルギー;   堅調、そろそろ上に動意づく気配
穀物;       堅調、特にトウモロコシは
コーヒー・砂糖;  そろそろ下げも一服のあたり

と観測している。

買い場さがし?

 週末の昨日、東京金は2,265円まで下げ2月14日以来の上昇幅に対し59%強の調整を入れた。半値押しを達成した上、3分の2押しにまでせまったことになる。同様にプラチナは2月16日以来の上昇幅に対して39%の調整を入れ、3分の1押しを達成した。順当に見るならば来週ぐらいに買い場をめぐる駆け引きが行われるものと想定したい。だたし注意しておかなくてはならないことは、上昇幅に対して3分の2押しレベル以上の下げを演じた場合には、この調整は上記を始点とする上昇に対しての調整ではなく、より長期の上昇に対する調整となる可能性をも想定しておくべきだろう。
 エネルギーは依然判然としない。そろそろ動意づいてくることが考えられる。 

貴金属の下値は・・・

 貴金属は全面安となった。スポット価格が昨夜のNYに比べ、金13.8ドル安、銀47セント安、プラチナ58ドル安(15:40現在)となっていた。いまだ調整安の途上ということだろう。今晩のNY市場にどれだけの影響を及ぼすのだろうか。
 東京金の下値の目安だが、2月12日を始点として見ると、半値押しなら2317円、3分の2押しなら2250円どころになる。目先はこのぐらいの水準を想定しておこうと思う。
もしそれ以上の下落となった場合は、2月12日以後の上昇に対する調整ではなく、もっと長期間の上昇に対する調整になる可能性も想定しておかなくてはならない。
 NY原油は、今朝の入電でイランの核開発が外交的に解決される見通しが出てきているとのことで下落している模様だが、いまだチャート上では判然としない。決して弱気は出来ないと思っているのだが、東京ガソリンなどは一目均衡表で見ると直近で基準線が下げてくることが想定され、下落に入る可能性の方が強いと思わざるを得ない。すぐに一気に上昇すれば別であるが・・・

サバヒーに会いたい ーその2ー

 「サバヒー」という語感に惹かれて、その魚についてネット上で調べていた。少しずつその知識も増えてきたので、以下に記す。

 サバヒーは虱目魚とも書き、主に台湾、フィリピン、インドネシアの近海に多く生息しており、また食されている魚らしい。養殖も簡単で盛んらしい。もともと海水魚だが汽水や淡水でもへっちゃらだとのこと。うなぎと同じだ。

 英名だとミルクフィッシュと言われる。アジアでは、主にお粥やスープにして食されているらしい。

 日本でも虱目魚倶楽部という有志のクラブがあって、メンバーを募っては台南方面に出かけて行ってサバヒー粥を食べている人たちがいるらしい。そもそもこのような人たちがいるということがとてもうれしい。

 日本のカツオ一本釣り漁で、その活き餌となるイワシ、キビナゴが激減しており(先週もテレビで報道されていた)そのピンチヒッターとして輸入され、その研究・実験がなされているらしい。

 最近の不幸は、サバヒーの養殖池が、ブラックタイガーエビの養殖池としてもおあつらえ向きだったことで、エビ好きニッポンの影響を受けて養殖池がそれに取って代わられているとのことだ。

 調べた成果は大体こんなところだ。じゃあ愛しのサバヒーに会ってどうしたいのかというと・・・まずは自己紹介とともに彼女(勝手にメスと決めているが)に、かねてからいたく惹かれていたことを告白しなければならないだろう。それから、「ウイヤツジャノゥ、モチットチコゥ、チコゥ」などと言いながら、その肢体をとくと眺め・・そして食べてしまうのだ。             −たぶんまだつづくー

いずれにしても・・

 東京金をチャートでみる限り一段安を試す展開になりそうに見えるのだが、いかんせん3連休明けのNY市場を待ちたい向きが多かった。
 東京原油は、4月に高値をつけて以来、その戻り高値を、直線が結べるように切り下げてきていたのだったが、一目均衡表の「雲」上限付近に差し掛かって(5月16日)以来、雲の上限を這うように戻してきている。今後は、日々線が基準線を上回ったら再び上昇相場、上回れなかったら、次には雲を下抜けるという可能性が大きいもの思われる。今晩のNY市場についてもまったく同様の見方をしている。
 いずれにしても米国市場待ちということだろう。

米市場待ち

 今日の貴金属市場は先週終値からみて方向性が見えない。オイルも先週金曜の陽線の右隣に同じような長さの陰線が並んだだけ。海外市場ご一行様のお越しを待っているのだ。
 ひとりゴムが気を吐いている。地震の影響はあるのだろうか?

海外市場週足

 週末の海外市場を週足+一目均衡表で見ると、終値で基準線を割れている商品はコーヒーおよび砂糖、大豆がわずかにそれを割れているぐらいだ。CRB指数を含めた大部分の商品が転換線あるいは基準線の近辺で支持されているのがわかる。来週は週足における転換線・基準線を意識しながら、一段と安値を更新していく展開となっていくのか、そろそろ週中の安値を買い狙っていくべき展開となってゆくのか注視してゆきたい。
 週明け直後の動きが重要だと思っている。

天井形成に失敗?

 NY金は当面の天井形成の公算が強くなっていると思っている。一方、東京白金は当面の天井形成が失敗となる公算が強くなっていると観ざるを得ない。
 NY原油だが、戻り高値がほぼ一直線で切り下がっている。このような波動の時は、えてしてW底あるいはトリプル底を形成してゆくことが少なくない。今後の波動をしっかり見張ろうと思う。

サバヒーに会いたい-たぶんその1

 朝食をとりながらその日の新聞を読む習慣がある。この月曜日いつものように新聞をめくっていたのだが、いきなり「サバヒー」という活字に目が止まった。「ん?サバヒー?ん?」初耳、いや初目(?)だった。無知にして今まで見聞きしたことがなかった言葉だったが、いたくその「語感」に惹かれたのだった。産経新聞の「食の政治学」という欄だったのだが、読んでいくうちに「サバヒー」というのは台湾、とりわけ台南などで養殖もされてもいる魚だそうで、代表的な庶民の味らしい。英名ミルクフィッシュ、お粥にのせたりスープにしたりするのだそうである。
 その夜、子供の本棚から小学館の魚の図鑑を取り出し調べてみたら、ちゃんと載っているではないか。その姿をあえて形容するなら、ニシンを少しスマートにして尾の切れ込みをカッコよく流線的に整え、ウロコを小ぶりに上品に、そして全体に色白にした感じだった。
 日本にはいないのだろうか。どこに行けばサバヒーに会えるのだろう。沖縄あたりまで行けば会えるのだろうか。サバヒーに会いたい。
                               
                               ーたぶん続くー
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