トレンドおっちゃん

“トレンドおっちゃん”を自称する現役外務員による、日々の相場観測と 現状の認識を書き綴っています

前場ウォッチ 8・04

【金】
 今日の終値が2,413円を割り込むなら目先の反落サインとも見られるので注意。


【白金】
 今日の終値が4,500円を割り込むなら目先の反落サインとも見られるので注意。

【ガソリン】
 今日の終値が70,010円を割り込むなら目先の反落サインとも見られるので注意。

 
 2商品とも仮にそうなったとしても押し目だと思ってはいる。一方でこのあたりの水準は目先上値を追っていく展開になるのなら早期に基調を強めなければ反落の可能性も高い水準だとも見ている。

「やや」を除きたい

金[やや強気]
 堅調な足取りだが、寄り引け同事線となっている。ECB理事会後のマーケット動向及び明日の足取りが注目される。

白金[やや強気]
 朝方こそ買われたが、高値警戒感からか終始売り物に押されたまま終わった。明日は終値で2,500円を下抜いたら、目先の反落サインとなる。

エネルギー[やや強気]
 目先は供給懸念材料となりうるトロピカルストームCHRISの行方が注目されることになるだろう。供給に不安がないとなれば高値警戒感から売り物に押されることも想定しておかなければならない。


 上記各商品とも、今後、上値追いの展開になるかどうかのおよそ分岐点に位置しているように見ている。早く[強気]と書きたいところなのだが・・・

前場ウォッチ 8・03

【金・白金】
 NY市場は東京市場の流れを受け堅調な動きだった。ドル相場や金利動向に関心が集まっており、今晩のECB理事会が注目される。弱気を示す兆候は見られないが・・

【エネルギー】
 カリブ海で発生しているトロピカルストームが一両日中にもハリケーンへと発達する可能性が報じられており、予断はゆるされない。昨夜の週間在庫統計で、ガソリンは高価格にもかかわらず旺盛な需要が続いておりピークを示すものは見られない。一方供給面も相変わらず潤沢だ。今後供給に不安材料でも出てくるなら、再び上値を追う展開も考えられる。

資金配分ということ

金[やや強気]
 再び2,400円台を回復、基準線・転換線の上に顔を出している。強気維持だろう。

白金[やや強気]
 再び4,500円台を回復、基準線・転換線の上に顔を出している。いかし、未だこれまでの保合いからは脱しきれてはおらず、直近の高値4,570円が関門となる。強気維持だろう。

エネルギー[やや強気]
 NY原油期近足が昨晩で上昇トレンド入りを示す形状となっている。インフレを示す経済指標、地政学的要因、気象学的要因と一度に重なった嫌いはあるが、最終的には付いた価格がすべて。強気維持だろう。


「相場では資金配分が重要だ」という言葉をよく見聞きする。私自身はそうは思わない。資金配分と言ったら聞こえはいいが、何を根拠に配分するのだろう。相場がどこまで上がるのか、どこまで下がるのかを決めるのは投資家ではなくマーケットが決めること。判ったものではない。そんなことより、自らのポジションが現状のトレンドに合致していないと思ったら、すぐさま損切りすることが大事だと思う。大切な虎の子の資金を、少なくとも「増やすため」にマーケットに参加しているのだ。レバレッジの効いた証拠金取引なのだ。不合理に思われるポジションは「リスク」に晒しておいてはならないだろう。ポジションを持ったマーケット参加者が出来ることはただひとつ、仕切ることしかないのだ。自らを戒めたい。

前場ウォッチ 8・02

【金・白金】
 NY市場が買われたことで上昇している。比較的強い線に見られる。東京金・東京白金の目先の目標はそれぞれ2,497円・4,570円ということになるだろう。

【エネルギー】
 NY原油期近が昨夜の足で上昇サインを出している。強気のスタンスで臨みたい。

中立はやめた

金[やや強気]
 反落のサインは見られない。転換線と基準線が接近してきており、どちらに抜けてくるのか、そろそろ動きが出て来やすい形になっている。東京金先限は明日の終わり値が本日の安値を下まわって終わると目先反落のサインとなる。

白金[やや強気]
 雲の上に出て以来保合いの格好だが、あえて強弱感を述べるのなら、4,400円前後の保合い安値近辺で出来高が多くなっている傾向から[やや強気]。金と同様、転換線と基準線が接近しつつあるので、そろそろどちらかに抜けてくる頃だ。

エネルギー[やや弱気]
 NY原油期近は7月14日の78.40ドルをつけて以来、反転上昇のサインを出していない。今晩の本セッションで、その終わり値が昨日の高値74.48ドルを上抜いたら上昇サインとなる。感情的には[やや強気]。


 [中立]を使ってきたが、迷うと安易にそれを使う傾向が強くなってきたため、今後[中立]はやめた。あえて、[強][弱]どちらかでゆく。テクニカルサインによってコロコロ変わることもあろうと思われるが、思い込みやポジショントークになるよりはいいだろう。またエネルギーに関してのコメントはNY原油を中心としてゆきたい。なぜなら、国内銘柄は、日足が前日終値からトビすぎて連続性に欠けるので(自分には)判りにくいため。

前場ウォッチ 8・01

【金】
 東京金先限は終値で昨日の安値を下抜くなら目先売り転換

【エネルギー】
 NY原油9月限は今晩の終値で昨夜の高値74.48ドルを上抜くなら目先買い転換

攻撃、一時停止

金[やや強気]
 堅調な足取りと言ってよいのではないか。前日の陰線に対し、安値を一時的に下まわったが引けて見ると前日比プラスとなり下げ渋ったという形。イスラエルによる空爆一時停止が報じられたにも係わらずである。再び転換線を上回るのか、あるいは再び基準線を下回るのかに注目。NY金日足でも反落のサインはまだ見られない。

白金[中立]
 基準線の上、転換線の下に位置している。先限4,400円水準では支持されているようにも見える。本日の日足も、金と同様の線。米経済減速を懸念しているのだろうか、あるいは需給に何らかの変化が起きているのだろうか、期近が弱い。

石油[中立]
 NY原油は基準線を下まわって先週を終えている。中東の緊張緩和でなお下値を模索するのだろうか。そうなるなら次は雲の上限水準となる。現在注目されている中東情勢は今後の供給懸念に係わる要因、一方で米国の旺盛なガソリン需要はサマーバカンスのこの時期最も注目される要因でもある。相場の動く方向に乗っていくしかあるまい。思い込みで言うのなら、いずれにしても下値は限定的だと思っている。
 

前場ウォッチ 7・31

【金】
 NY金は下降を示すサインは出していない。東京金先限は本日の終値で27日の安値2,356円を下まわるなら反落のサインとなる。

【石油】
 NY原油はまだ上昇を示すサインは出していない。他方、中東情勢などの下支え材料もあるため下値も限られようと見ており、買いスタンス維持だろう。
 

前場ウォッチ 7・28

【金】
 NY金に反転サインが出た。今晩続伸できるかどうか、東京は転換線を上抜けるかどうかに注目。

【エネルギー】
 NY原油は依然反転のサインが出ていない。転換線に支持されている状態。
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