トレンドおっちゃん

2006年07月06日18:22

カテゴリ: 相場の現状認識

やや弱気

金［やや弱気］
　半値以上の戻しを示現している相場なので、いつ利益確定の売りが出てもおかしくないと思っている。高値を買い上がるだけの材料にも乏しいと思われる。

白金［やや弱気］
　金と同様。本日も高値から押さえ込まれており、4日の安値4,459円を割り込むとダブルトップの可能性も考えなくてはならない。

エネルギー［やや弱気］
　ＮＹ原油は4月の高値とほぼ同水準に上昇した。今晩週間在庫統計があるが、市場の関心は次回のそれではないか。むしろ利益確定の動きが出やすい水準と見ている。目先はストップロスを設定した上で売ってみてもよいと思われる。

ゴム［強気］
　一目均衡表の雲の上限付近に位置している。1年以上も雲を割り込んだことのない相場である。下値が限定されることを想定して臨むべきだろう。雲を割り込むのならそれが確認できた時点で売っても遅くはなかろう。
　

2006年07月05日17:42

カテゴリ: 相場の現状認識

全体地合は？

金［やや弱気］
　日々線が一目均衡表の雲の中に入ってきている。このまま雲の上に出られるかどうか。遅行線も日々線を超えられるかどうか。難関が待ち受けている。

白金［やや弱気］
　日々線はすでに雲の上にある。あとは遅行線が難関日々線を越えるだけだ。

エネルギー［やや強気］
　東京灯油が終値で昨日の安値を下まわっており、調整安も想定される。ガソリンは引け際に昨日の安値をかろうじて上まわって引けている。
　やはり灯油に重さがあり、これからの主役となるべきガソリンにも影響を与えているのだ。ガソリンもまだきっかけ待ちといったところだ。

ゴム［強気］
　ここらまでは想定された下げ。雲の上限付近に位置しており、このあたりからの足どりが見どころとなる。今日は売り込んだ様子が見られなくもない。

　今晩から連休明けの米市場が始まるが、そろそろ全体地合をよく見極めて対処してゆく必要があると思っている。

2006年07月04日18:07

カテゴリ: 相場の現状認識

新たなステージのために

金［目先やや弱気］
　金スポットは相変わらず620ドルを維持している。何ら根拠のあることではないが、FOMC以降600ドルをあっさり超えてしまってなお上値が試されていることに疑念を持っている。600ドルを今一度固める動きが必要だと思っているのだが・・。一方では、このような見方をを「思い込み」と言うのだろう。テクニカル的には今のところそんな兆候は見られないのだから。大勢観はきわめて強気。

白金［目先中立］
　金に準じた見方をとっているため、目先の調整を強く意識して買っている。

エネルギー［強気］
　東京ガソリン、灯油とも昨日の安値を本日の終値で下まわったら小さな反落サインと思い注目していたが、かろうじてそれを上まわって引けた。明日は両銘柄とも本日の安値を下まわったままで大引けると小さな反落サイン。強気維持で臨みたい。

ゴム［強気］
　反落となった。三尊天井が強く意識されるだろう。日々線が転換線、基準線とも今日一日にして割り込み、明らかな反落サインであり下値を試す展開になると思われる。遅行線も日々線を下まわっている。常日頃敬愛している○林さんは三尊天井と書くだろう。上げるために必要な下げなのだ。明日以降の下げ局面での売り込みは避けたい。

　
　

2006年07月03日17:43

カテゴリ: 相場の現状認識

押しが欲しい

金［やや弱気］
　週末のＮＹ市場をはやしてストップ高。今のところ反落のサインらしきものは見当たらないが、もし目先小さな反落サインでも出したら、一旦売ってみたい水準だ。

白金［やや強気］
　もはや戻りとは言いにくい。ただ今日の日足は上ヒゲの長い陽線となっており気になる。目先、もし金などにつれ安となる局面があったら買ってみたい。

エネルギー［強気］
　ＮＹ市場の連休明けは強いと想定しているので、東京市場の下げ調整局面を待っているのだが・・・

ゴム［やや強気］
　目先下げそうに見えなくもない。下げてくるなら売り狙いの市場参加者は三尊天井を意識して売ってくると思われる。転換線と基準線の位置関係は今日で買いのパターンに戻った。如何に・・。

2006年06月30日19:20

カテゴリ: 相場の現状認識

週足一目均衡表

金［中立］
　ＦＯＭＣ声明で8月の再利上げが強く示唆されなかったために、特にロコ市場で上昇し600ドルを回復している。東京も戻り高値を更新、3分の1戻りを達成した。基準線が2,277円に位置しており（加えて日足では寄り引け同事線）、クリアしてゆくべき抵抗線が控えている。今日はいかにもアジア市場が先行し過ぎたように感じているのだが如何に。

白金［やや強気］
　2週基準線で支持され、今週終値で転換線を突破。逆ザヤターボエンジンはいまだ健在と言ったところ。チャートは依然強いが、金に一抹の不安が・・。

エネルギー［強気］
　基準線で支持され今週終値で転換線を突破。きわめて堅調。連休明けのガソリン在庫が新たなステージへの引き金になるか。押し目を売ることは避けたい。

ゴム［強気］
　もともと転換線での支持が見てとれる強い波動。目先の下げに三尊天井を予断することは避けたい。三尊天井が「完成」するなら別だが・・。

2006年06月29日17:57

カテゴリ: 相場の現状認識

ＦＲＢ試練

金［やや弱気］
　終値で昨日の安値を下まわっておりチャートが悪化した。目先、下値を試す展開を想定する。安値更新もあり得るというスタンスで臨みたい。大勢不変。

白金［やや強気］
　今のところチャートに悪いと言えるほどの変化は見られない。ただ金が下値を試す局面であるならば少なくともその影響を受けやすい。

エネルギー［やや強気］
　きわめて堅調と言える展開だ。ただ目先は、①調整安が欲しいところ②米国市場は連休を控えた週末となってくるので手仕舞傾向が強くなるーなどの観点から、本格的な上昇は連休明けからと想定している。安くなったところの売込みは避けたい。

　今晩、ＦＲＢのインフレに対する8月以降の姿勢が問われる。インフレ抑制か、はたまた景気か。

2006年06月28日18:48

カテゴリ: 相場の現状認識

ＦＯＭＣ待ち

金［やや強気］
　昨日の東京市場はやや先走りだったようだ。ＮＹ金は599ドルで強く押さえられている。やはり現段階で600ドル回復は時期尚早ということか。目先599ドルで戻り高値を確認したかに見える。本日の東京4月限の終値は一昨日の安値を下まわっており、下ぶれが想定される。

白金［強気］
　ＮＹ市場でやはり昨日、1200ドル直前で押さえられており、同水準は時期尚早ということ。東京市場は本日終値でかろうじて基準線を維持しており、評価できる。

エネルギー［やや強気］
　ＮＹ原油は72.5ドルで強く押さえられているが、日々線は先行スパン帯の上に位置しており堅調といえる。時期的にそろそろ上に放れる頃だとは考えているが、このままいくのか、はたまたフルイ落しがあるのか？

　今週は株式市場もＦＯＭＣ待ち一色。日経平均も昨日までの4日間、基準線水準で推移し、昨日かろうじてそれを上まわって終了していたのが、今日は早くも無残なことになっている。商品市場としても意識せざるを得ないのだろう。
　アメリカの住宅バブルは終わったのだろう。その資金はどこに向かうのだろうか。昔「日本列島改造論」に端を発した土地ブームがわが国に起きた。その資金がどこに向かったのか。

2006年06月27日18:02

カテゴリ: 相場の現状認識

ウリカイ勢力の拮抗

金［やや強気］
　2,266円ほどに位置する基準線を突破できるかどうかに注目。

白金［強気］
　基準線を上回って終了した。明日も基準線の上を維持できるかどうかに注目。

エネルギー［やや強気］
　NY原油は昨日、基準線・先行スパン帯（雲）を上回って終了している。今晩も維持できるかどうかに注目。

ゴム［強気］
　なかなか突破できなかった基準線を上回って終了している。明日も基準線の上を維持できるかどうかに注目。

　このたびの急落以来の戻りが、ウリカイ勢力が拮抗する水準まで戻ってきている銘柄が出現してきている。
　他方、見極め要因も多々ある。ＦＯＭＣでの米金利の動向、日銀企業短観、日銀総裁の進退問題＝ゼロ金利解除のタイミング、テポドンなどで波乱もあるだろうと思われる。
　いずれにせよ、遅かれ早かれ、引き続き、商品市場に真っ先に投資資金が戻る。
　

2006年06月26日17:41

カテゴリ: 相場の現状認識

四つの法則

　普段見ている貴金属、エネルギー、ゴム、今日はベタ凪ぎと言っていい日だったので日中、うっかり日経朝刊に丹念に目を通してしまった。
　「青春の道標」というコラムの中で哲学者の土屋賢二氏が学生時代、一攫千金を狙ってのめり込んだパチンコで自らの体験を重ねるうちにパチンコの法則をというものが成り立つことを確認したらしい。その法則に笑ってしまった。以下のとおり、
　第１法則　資金に余裕のないときは勝てない
　第２法則　資金に余裕のあるときも勝てない
　第３法則　上の法則に気づくには何年もかかる
　第４法則　法則に気づいてもやめられない

　笑ってしまいながら身につまされるが、「相場」はこれでは絶対いけない

2006年06月23日18:08

カテゴリ: 相場の現状認識

週足一目均衡表

国内先限を週足プラス一目均衡表で見ると

金；今週も2,100円割れで強い支持を受け反発、加えて下ヒゲの長い陽線で終了している。これまでの戻りでは、強い上値抵抗線が見当たらないので、来週以降も上値を試す展開が予想される。基準線が2242円に位置しており（基準線は来週切りあがることが予想されるが）、この水準に到達できるかどうかに注目。転換線と基準線の位置関係は買いのまま。

白金；先週、今週ともその安値が基準線水準で支持されており、また高値が2週とも転換線水準で抵抗を受けている。来週は転換線水準を上抜けるかどうかに注目。転換線と基準線及び今週足の位置関係は買いのまま。

ガソリン；下ヒゲの長い陽線になったことに加え、終値が基準線近辺になっている。ひとまずの下値が確認できていると見られ、来週は上値抵抗線を試す展開が予想される。転換線と基準線及び今週足の位置関係は買いのまま。

灯油；先週の陰線に対し強い切り込み線となっている。来週は上値が試される展開が予想される。転換線と基準線及び今週足の位置関係は買いのまま。

ゴム；先週、今週とも安値が転換線で支持されている。また今週末値302.5円は、先週の陰線の実体の中心値・同高安の中心値に位置、若干上回っている。来週も上値が試される展開が予想される。今週足、転換線、基準線の位置関係は典型的に買いのまま。

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