サバヒーという魚はどんな味がするんだろうと、いろいろ想像をめぐらしていた。英名でミルクフィッシュというらしいからミルキーな味?いや、でもお粥の上にのせて食されているらしいから、どちらかというと淡白で旨みの強い魚だろうな、いやそんなにうまい魚でもないだろう、なぜってそんなにうまい魚ならわが日本人がほうっておくはずはないな、などと想像していた。
そんなことを思いながら先日ネットでサバヒーの写真を眺めていた時だった。「あら、それオツユにする魚じゃない?きっとそうよ」後ろから覗き込んでいた妻の声だった。「どんな味だった?」と聞くと「忘れた」、「名前はなんと言う魚?」「知らない」ここで久々の夫婦の会話は途切れた。忙しそうにさっさとむこうに行ってしまったのだ。
このヒトはいつもこうなのだ。面倒なこと、ややこしいことには決して近づこうとしないし、なるべく避けて通るという人生を貫いている。ましてや突如として変なモノ(妻による解釈)に興味をもつ僕に対してはその態度はとりわけ一貫している。
妻は南島の出身である。愛しのサバヒーについて、このヒトは何かを知っている・・・。
そんなことを思いながら先日ネットでサバヒーの写真を眺めていた時だった。「あら、それオツユにする魚じゃない?きっとそうよ」後ろから覗き込んでいた妻の声だった。「どんな味だった?」と聞くと「忘れた」、「名前はなんと言う魚?」「知らない」ここで久々の夫婦の会話は途切れた。忙しそうにさっさとむこうに行ってしまったのだ。
このヒトはいつもこうなのだ。面倒なこと、ややこしいことには決して近づこうとしないし、なるべく避けて通るという人生を貫いている。ましてや突如として変なモノ(妻による解釈)に興味をもつ僕に対してはその態度はとりわけ一貫している。
妻は南島の出身である。愛しのサバヒーについて、このヒトは何かを知っている・・・。