当ブログでは最近、「目先のトレンド」として「上向き」とか「下向き」とか記述しておりますが、トレンドの変わり目を見る定義として有名な「ワイルダーの定義」に基づいて書いております。極めて基本的な定義ですので、以下に紹介したいと思います。


〈上昇トレンドの場合〉
 ・本日の終値が
 ・「前々日の終値」か「前日の安値」のうち、安い方を下回らなければ上昇トレンドは続く

〈下降トレンドの場合〉
 ・本日の終値が
 ・「前々日の終値」か「前日の高値」のうち、高い方を上回らなければ下降トレンドは続く


―というものです。つまり、
 ・上昇トレンドではどこまで上がるかではなく、どこまで下がったら上昇トレンドが転換するか
 ・下降トレンドではどこまで下がるかではなく、どこまで上がったら下降トレンドが転換するか
―という考え方で、上昇局面では下値を、下降局面では上値を、日々押さえておくことが重要なことだと云われます。