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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆3月12日の海外株式・債券・為替・商品市場
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-12/Q73IOXDWRGG501?srnd=cojp-v2
◎NY外為:ドルが上げ幅縮小、米金融当局が流動性供給を強化
 12日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が一時ほぼ3年ぶり高水準に急伸。株式市場では売り浴びせの勢いが強まった。米金融当局が市場への積極的な流動性供給計画を示すと、ドルは上げ幅を縮小した。一方、ユーロは下落。欧州中央銀行(ECB)は政策金利を据え置いた。ノルウェー・クローネは主要10通貨で下落率トップ。原油価格の大幅下落が重し。
・ 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は1.1%上昇。逃避需要を背景に、一時は2%上げて2017年4月以来の高水準を付けた。米金融当局が財務省証券の購入年限を多様化すると発表すると、ドルは伸び悩んだ。こうした措置は金融危機の際に実施した量的緩和を思い起こさせる
・ ウェルズ・ファーゴの為替ストラテジスト、ブレンダン・マケナ氏:「市場は完全な危機モードで、安全逃避先の通貨や資産の需要が高まっている。ドルと円の上昇はしばらく続きそうだ」
・ ドルは対ノルウェー・クローネで一時6.6%高となり、最高値更新。北海ブレント原油は7%余り値下がり
・ ニューヨーク時間午後4時55分現在、ユーロは対ドルで0.8%安の1ユーロ=1.1180ドル。ラガルドECB総裁は包括的な刺激策を打ち出したと説明、財政措置をあらためて呼び掛けた
・ ドルは対円で0.1%高の1ドル=104円64銭。日本銀行の黒田東彦総裁は、適切な資産買い入れを進めると発言
・ 欧州時間には、日銀が金融緩和の強化策を検討する可能性があり、18ー19日に開く金融政策決定会合で議論すると関係者が明らかにした
・ 欧州から米国への渡航を向こう30日間大幅に制限するなど、トランプ米大統領が示した措置に対し、市場では新型コロナウイルスの封じ込めに十分なのか疑問が広がった
◎米国株・国債・商品:株急落、ブラックマンデー以来の大幅安
 12日の米株式相場は続落。S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均は1987年のブラックマンデー以来の大幅安となった。米金融当局による異例の債券購入措置とトランプ政権が打ち出した景気対策は、新型コロナウイルス感染拡大への政策対応としては不十分との懸念が広がった。
・ 米国株はダウとS&P500がブラックマンデー以来の急落
・ 米国債は総じて反発、10年債利回りは0.80%
・ NY原油は大幅続落、米国の入国制限で需要懸念
・ NY金先物は大幅続落、1600ドル割れ−換金売り加速

 この日は欧州、ブラジル、カナダと世界で株安が連鎖。米国の主要3株価指数は全て9%余り下げた。S&P500種は弱気相場入りし、2018年末以降の上昇分を全て失った。
 S&P500種株価指数は前日比9.5%安の2480.64。ダウ平均は2352.60ドル(10%)安の21200.62ドル。ナスダック総合指数は9.4%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.80%。
 ニューヨーク原油先物相場は大幅続落。トランプ米大統領が欧州から米国への渡航を30日間大幅に制限すると表明し、需要懸念に拍車が掛かった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は1.48ドル(4.5%)安の1バレル=31.50ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は2.57ドル安の33.22ドル。
 ニューヨーク金先物相場は大幅続落。世界的な株安が続く中、金を売って利益を確定し、流動性を確保する動きが加速した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は3.2%安の1オンス=1590.30ドルで終了。スタンダードチャータード銀行の貴金属アナリスト、スキ・クーパー氏は「短期的には流動資金ニーズが相場を動かす主因になる」と指摘した。
◎欧州債:イタリア債など周辺国債が急落、ECBの政策対応に失望
 12日の欧州債相場は株式とともに大幅安。欧州中央銀行(ECB)の政策対応では欧州経済のリセッション(景気後退)入り阻止に不十分だと投資家に判断された。

■米金融当局、市場混乱緩和で積極的措置−国債購入対象拡大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-12/Q73BI0DWX2Q501?srnd=cojp-v2
・ 新型コロナ感染拡大による市場の混乱に対処−NY連銀
・ 3カ月物と1カ月物レポでそれぞれ5000億ドル供給へ
米連邦準備制度は12日、米国債市場の「一時的な混乱」を緩和するため、市場に流動性を大量供給するとともに、米国債の買い入れ対象を拡大する積極的な措置に踏み切った。金融危機時に採用した量的緩和(QE)を想起させる措置だ。
 ニューヨーク連銀は声明で、新型コロナウイルス感染拡大に関連した米国債市場での「極めて異例な混乱に対処するための変更だ」と説明。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が連邦公開市場委員会(FOMC)と協議した上で指示したことを明らかにした。
 月額600億ドル(約6兆2800億円)の財務省証券を購入する現行プログラムの下、買い入れの対象を米国債市場の年限構成に合わせて拡大し利付債なども含めるという。
■トランプ大統領、市場は「非常に大きく持ち直す」と予想−急落踏まえ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-12/Q736R6T1UM1401?srnd=cojp-v2
■ECB、新型コロナ対策パッケージ発表−QEと長期資金供給拡大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-12/Q72ZYHDWLU6U01
■サウジ、生産能力1300万バレルに増強指示−「価格戦争」緩む気配なし
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-12/Q72CHFT0G1L201?srnd=cojp-v2
■中国、新型コロナ巡る米批判に反発 「米軍が持ち込んだ可能性も」
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-usa-idJPKBN20Z335
■大半が金融緩和策の強化を予想、ETF買い増し最有力−日銀サーベイ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-12/Q72N3ET0G1KZ01?srnd=cojp-v2

●米新規失業保険申請件数、予想外に減少−労働市場の堅調維持示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-12/Q72YRAT1UM1001?srnd=cojp-v2
●米生産者物価指数、2月に急低下−新型コロナの初期の影響も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-12/Q739QRDWX2Q801?srnd=cojp-v2


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