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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】S&Pは今年30回目の最高値、テク主導−ドル157円後半
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF8QEBDWX2PS00?srnd=cojp-v2
・円は一時157円96銭に下落、日銀決定会合後に円への強気な見方後退
・米国債利回りは上昇、相次ぐ社債の起債や国債入札を控え


 17日の米国株式市場は上昇。ハイテク大手がけん引し、S&P500種株価指数は終値で今年30回目の最高値更新となった。市場は小売売上高の発表と米金融当局者による一連の講演に注目している。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5473.23 41.63 0.77%
ダウ工業株30種平均 38778.10 188.94 0.49%
ナスダック総合指数 17857.02 168.14 0.95%
Dow Eclipses 40,000 For First Time As Investors Bet On Rate Cuts
米国株の強気相場は続くPhotographer: Alex Kent/Bloomberg
 底堅い景気や企業利益の改善を巡る楽観的な見方や利下げの可能性から、株式は年初来およそ15%上昇。インフレ鈍化や人工知能(AI)への熱狂も追い風となっている。
 一方、ウォール街のストラテジストがS&P500種のターゲットを相次ぎ引き上げているのとは対照的に、ヘッジファンドは株式への慎重姿勢を強めている。
  米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁はこの日、現時点における自身の予想に基づけば年内1回の利下げが適切だと述べ、高金利が長く続く可能性が高いとの見解を示した。
 投資家にとって目下の問題は、米金融当局が最終的に利下げを決定した場合に市場がどのような反応をみせるかだ。利下げはこれまで、好調な株式リターンにつながる重要な転換点となってきたが、それは今回のようにリセッション(景気後退)をきっかけとしないサイクルにおいてのみだ。グレンミードのジェーソン・プライド、マイケル・レイノルズ両氏は「インフレ傾向の改善は一段と前向きな政策見通しにつながり、株式や債券にとっては追い風となるはずだ」と指摘。「インフレが夏にかけて鈍化傾向をたどり、すべてが順調に進展すれば、9月利下げの選択肢はあり得る」と述べた。

 米国債は下落。社債市場で起債が相次ぐほか、週内に2つの入札を控えていることが背景にある。
国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 4.41% 5.8 1.32%
米10年債利回り 4.28% 6.0 1.42%
米2年債利回り 4.77% 6.1 1.30%
米東部時間 16時56分
 米10年債利回りは一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。前週は市場予想を下回る伸びとなった米消費者物価指数(CPI)統計を受けて21bp余り低下し、3月以来の水準に下がっていた。
 今週は大きな経済指標の発表がなく、この機会にホームセンター大手のホーム・デポなど13社が起債に踏み切る予定だ。前週は社債の新規発行が今年に入って最も少なかった。CPIデータや米連邦公開市場委員会(FOMC)といった大型イベントがあり、借り手が様子見姿勢を強めたためだ。
 今週はまた19日が奴隷解放記念日「ジューンティーンス」の祝日で米市場が休場となる。そのため通常なら水曜日に実施される20年債入札が前倒しで18日に行われる予定。20日には5年物インフレ連動米国債(TIPS)入札が行われる。  

 ニューヨーク外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して総じて上げを削った。ハイテク株が値上がりし、リスク資産に対する買い意欲が改善した。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1266.67 -0.24 -0.02%
ドル/円 \157.72 \0.32 0.20%
ユーロ/ドル $1.0734 $0.0031 0.29%
米東部時間 16時56分
 ブルームバーグ・ドル・スポット指数は当初の上げをすべて失う展開となった。
 TDセキュリティーズの外為・新興市場戦略担当グローバル責任者、マーク・マコーミック氏は「顧客との間で最近、キャリー取引の巻き戻しがよく話題に上る」とリポートで指摘。「キャリー取引の成功には金利差の拡大と低水準のボラティリティーという2つの条件が必要だ。足元ではいずれも逆方向に動いているため、米ドルがリスクの高まりに対する最良のヘッジになっている」と述べた。
 ユーロは対ドルで0.3%上昇。ユーロ・ドルのボラティリティーは全般的に低下した。
 RBCキャピタル・マーケッツのエルサ・リグノス氏は「先週終盤にはユーロのボラティリティーを買い、下向きの動きを見込む取引への関心が非常に高まった。だが、マリーヌ・ルペン氏が週末にマクロン大統領を追い出すつもりはなく、協力する用意があると発言したことで、投資家はこうした動きを後退させている」と指摘。その上で「明らかに最悪のシナリオは現時点で織り込まれていない」と述べた。
 ドルは対円で上昇。一時は157円96銭まで買われた。終値ベースでは4月30日以来の高値水準となる見通し。前週末の日本銀行の政策決定会合以降、円に対しては強気な見方が後退している。

 ニューヨーク原油先物相場は反発。リスク選好のセンチメントが広がる中、ショートカバー中心の上昇局面が続いた。
 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は200日移動平均線を上抜くと上げが加速し、1カ月ぶりに1バレル=80ドルを上回って終えた。需給の手がかりが乏しい中、株高も追い風となった。
 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・レベッカ氏は「需給の改善よりもマクロ材料に基づく上昇の機が熟した」と述べた。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)でWTI先物7月限は前営業日比1.88ドル(2.4%)高の1バレル=80.33ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は2%高の84.25ドルで引けた。

 ニューヨーク金相場は反落。利下げ時期を示唆するような米政策当局者の発言や経済データを待つ中、売りが優勢になった。
 クーグラー連邦準備制度理事会(FRB)理事は18日のイベントで、米経済見通しについて発言する予定。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は16日、金融当局は利下げを開始する前に時間をかけてデータを精査できる良い位置にあるとの見解を示した。
 今週は小売売上高や住宅関連統計の発表が予定されている。金利の上昇は一般的に、金利を生まない金にとってマイナスとなる。
 サクソバンクの商品戦略責任者、オレ・ハンセン氏は「米経済指標の発表を注視しながら、金は引き続き値固めの局面にある」と述べた。
 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時58分現在、前営業日比15ドル安の1オンス=2318.04ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は20.10ドル(0.9%)下落し2329.00ドルで引けた。
◆中国当局、警告レベル引き上げ−止まらない債券買いに懸念強める
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF8APXT0AFB400?srnd=cojp-v2

■米北東部に熱波到来へ、NY市で週内に37度も−電力需要急増の見通し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF89UGDWLU6900?srnd=cojp-v2
■米印、貿易や産業協力の障壁巡り対応へ 「技術流出防止を決意」
https://jp.reuters.com/world/security/FZJNXJN3PZJHHHCKJ5LXL3H34I-2024-06-17/
■米、中国の女性活動家巡る有罪判決を非難 即時釈放要求
https://jp.reuters.com/world/us/QEEBEUWN4FOFDFHHJ43KO6SF4I-2024-06-17/
■NATO加盟20カ国超、24年に国防費2%目標達成へ=事務総長
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NTK44BUWKFN2ZAVDUYE33EOCIU-2024-06-17/
■デンマーク、ロシア産原油輸送の「影の船団」阻止を検討
https://jp.reuters.com/world/ukraine/KO5ZZO2BEVKSVLYMLUEJLC3AMM-2024-06-17/
■プーチン大統領が北朝鮮訪問へ、18日から−兵器取引議論か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF828BT1UM0W00?srnd=cojp-v2
■米英軍、イエメンのホデイダ空港とカマラン島を空爆=フーシ派系テレビ
https://jp.reuters.com/world/security/AZ37GWVMOJIKDMVOANGSKSIWHU-2024-06-17/
■中国がEU豚肉輸入制限も、南米諸国や米ロにシェア拡大の好機
https://jp.reuters.com/world/us/SZFGACGD5VOQ5OD5RKX5K3JTOA-2024-06-17/

●NY連銀製造業景況指数、6月は予想ほど縮小せず−価格は低下
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF85G4DWRGG000?srnd=cojp-v2
●フィラデルフィア連銀総裁、「年末までに1回の利下げが適切」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF8I04T0G1KW00?srnd=cojp-v2
●ECBは市場を注視とラガルド総裁、無秩序な動きないとレーン理事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF7VATT1UM0W00?srnd=cojp-v2
●ECBの9月利下げ、インフレの改善必要−クロアチア中銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF7L50DWRGG000?srnd=cojp-v2
●中国の住宅価格、5月に下落ペース加速−政府の刺激策奏功に時間
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF7BO7T0AFB400?srnd=cojp-v2
●中国の工業生産減速、小売売上高は加速−不均衡の是正進むか
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF7CB4T0AFB400


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