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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】円上昇し一時157円38銭、介入観測くすぶる−株は上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGIWL1T0AFB400?srnd=cojp-v2
・為替介入したかどうか「申し上げることはない」−神田財務官
・株は大型テクノロジー銘柄が高い−銀行株はアンダーパフォーム

 外国為替市場で円相場は対ドルで上昇。政府・日本銀行が介入や市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を行ったとの観測もくすぶる中、市場では神経質な展開が続いた。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1249.45 -4.47 -0.36%
ドル/円 \157.91 -\0.93 -0.59%
ユーロ/ドル $1.0906 $0.0038 0.35%
米東部時間 16時36分
 朝方に6月の米生産者物価指数(PPI)が発表された後、ニューヨーク時間午前9時ごろからの約10分間に、円はそれまでの1ドル=158円80銭近辺から、157円38銭に上昇した。この動きに関して当局による行動は確認されていない。
 この円の急伸を受けて、神田真人財務官は日本時間13日未明、為替介入をしたかどうか「申し上げることはない」と述べるにとどめた。同省内で記者団に語った。またレートチェックについてもコメントしなかった。
 ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の市場戦略世界責任者、ウィン・シン氏は「きょうの動きは2円未満だった」とし、円買い介入ではなさそうだとの見方を示した。
 ブルームバーグの分析によれば、日本の通貨当局は11日の外国為替市場で約3兆5000億円の円買い介入を実施したと推定される。三菱UFJ信託銀行ニューヨークのセールスおよびトレーディング部門責任者、小野寺孝文氏は、良いタイミングで実施され、一定の効果があったと分析した。
 為替介入に関する観測が広がる中、円は週間では主要通貨の中でドルに対する上昇率がトップとなり、銀行間取引市場では活発な取引が行われた。

 米国株相場は上昇。最新の経済データを受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月に利下げを実施するとの見方が強まった。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5615.35 30.81 0.55%
ダウ工業株30種平均 40000.90 247.15 0.62%
ナスダック総合指数 18398.45 115.04 0.63%
 S&P500種は取引終了前の30分間に上げを大きく削った。銀行株は下落。この日はウェルズ・ファーゴやJPモルガン・チェース、シティグループの決算が発表されたが、銀行株の勢い拡大にはつながらなかった。大型テクノロジー銘柄は反発。ただメタ・プラットフォームズは下落した。小型株は続伸。
 午前中に発表された7月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は低調だったが、市場では利下げにより最終的に米企業は恩恵を受けるとの見方が強まった。一方、米生産者物価指数(PPI)は6月に予想を若干上回る伸びとなった。ただ米金融当局がインフレ目標とする個人消費支出(PCE)価格指数の算出に使われるカテゴリーは、強弱まちまちだった。

 米国債は上昇(利回り低下)。午後には上げを拡大した。PPI発表後には一時下げる場面もあった。
国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 4.40% -2.1 -0.48%
米10年債利回り 4.18% -2.5 -0.60%
米2年債利回り 4.46% -5.7 -1.27%
米東部時間 16時35分
 米国債市場では9月利下げの観測が広がっているが、標準的な25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)ではなく、50bpの利下げを織り込み始めている。
 この現象はフェデラルファンド(FF)金利先物市場で見られている。11日に発表された米消費者物価指数(CPI)が予想より弱かったことに端を発した10月限の買いは、12日も続いている。10月末に期限を迎える同限月はすでに、9月18日のFOMCで25bpの利下げが決定することを100%の確率として織り込んでいる。

 ニューヨーク原油相場は反落。米国での原油需要に増加の兆候が見られる一方、トレーダーらはイスラエルとイスラム組織ハマスとの停戦に向けた進展を注視している。
 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は一時1.4%上昇する場面も見られたが、1バレル=83ドルを下回って引けた。バイデン米大統領はソーシャルメディアの「X(旧ツイッター)」に、イスラエルとハマスが停戦の枠組みで合意したと投稿。原油供給が受ける地政学的リスクに低下の可能性が示唆された。原油価格は4月上旬、世界に石油の3分の1を供給する中東で紛争が拡大するリスクが意識され、87ドル近くまで上昇していた。
  サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は11日、イスラエルとハマスの停戦交渉について、「現在はここ数カ月よりも明るい兆しがみられる」と発言。ただ「合意が可能だとしても、まだ先は長い」とし、「間近ではないが、必ずしもはるか先ではない」と説明した。
 停戦の可能性を伝えるニュースは、強い需要のシグナルと相反する。10日の米エネルギー情報局(EIA)統計では、独立記念日後の石油製品に強い消費の兆しが示された。一方でWTI先物のプロンプトスプレッド(当限月と来限月の価格差)は昨年10月以来の幅に拡大し、供給のタイト化を示唆している。
 PVMオイル・アソシエーツのアナリスト、タマス・バルガ氏は「スプレッドには製油所の需要増加が示されており、この季節、北半球での消費動向を見極める指標となり得る」と述べた。
 夏特有の供給リスクも高まっている。カナダのオイルサンド産業の「首都」であるアルバータ州フォートマクマレーの周辺で山火事が発生。すでに一部の生産に影響が出ている。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前日比41セント(0.5%)下げて1バレル=82.21ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は0.4%安の85.03ドル。

 ニューヨーク金相場は前日とほぼ変わらず。米利下げが近づいているとの見方を背景に、1オンス当たり2400ドル台を維持した。
 消費者物価指数(CPI)コア指数を含め一連の経済データがインフレ沈静化を示唆し、連邦公開市場委員会(FOMC)に利下げの必要性を納得させるとの見方が広がっている。米国債市場は標準的な25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)ではなく、50bpの利下げを織り込み始めている。金利の低下は通常、利息を生まない金投資に有利に働く。
 金スポット価格は米生産者物価指数(PPI)を受けた朝方の下げを埋めて、5月に記録した過去最高値の1オンス=2450.07ドルに向けて上昇する場面も見られた。ニューヨーク時間午後2時45分現在は前日比0.1%未満下げて2414.79ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、同1.20ドル(0.1%未満)安の2420.70ドルで引けた。
 今年の金相場は高金利や根強いインフレといった向かい風にもかかわらず、年初から17%上昇。中央銀行による積極的な購入や投資需要、地政学的リスク上昇に伴う逃避の買いに支えられた。
◆0.5ポイントもレーダー内、9月の米利下げに備え始めた米国債市場
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGINNTT0G1KW00

■バイデン氏が進める二正面作戦、包囲網狭まる中でも衰えぬ出馬意欲
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGINE9T1UM0W00?srnd=cojp-v2
■オバマ氏とペロシ前下院議長、非公開協議でバイデン氏巡る懸念表明
https://www.cnn.co.jp/usa/35221438.html
■エラリアン氏、米政治が9月利下げを脅かす−最大の心配は利上げ再開
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGIKC4T0AFB400?srnd=cojp-v2
■NATO、中国保有の欧州インフラ回収を議論 ロシア支援への利用を懸念
https://www.cnn.co.jp/world/35221423.html
■ドイツ、5Gから中国通信機器大手を排除へ
https://www.afpbb.com/articles/-/3528808?cx_part=top_topstory&cx_position=2
■米ミサイルの独配備計画に「冷戦」を警告 ロシア大統領府
https://www.afpbb.com/articles/-/3528846?cx_part=top_topstory&cx_position=1
■ウクライナ東部ドネツク州にロシアの攻撃、6人死亡・13人負傷
https://jp.reuters.com/world/ukraine/5HZD3ERXOJJALMLFIY4ASBGGHA-2024-07-12/
■イスラエル軍、ガザ最大都市攻撃後に撤退 数十人の遺体を放置か
https://jp.reuters.com/world/mideast/NUORJYR4IBIXTFH3HGWAXEO2AA-2024-07-12/
■イスラエル兵役3年に延長へ、安全保障内閣が承認=現地メディア
https://jp.reuters.com/world/mideast/MGS5A5CQLFLZPNHLT7SUB7OCXM-2024-07-12/
■中国、15日のGDP発表で記者会見開かず−3中総会開幕日と重なる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGI5R2T1UM0W00?srnd=cojp-v2

●米PPI、6月は予想を若干上回る伸び−利幅拡大が影響
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGIG5UT0G1KW00?srnd=cojp-v2
●米消費者センチメント、8カ月ぶり低水準−物価の高止まり響く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGIK8TT0AFB500?srnd=cojp-v2
●中国の貿易黒字が過去最大に−相手国に警戒感、摩擦激化リスク
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGHQPMT0AFB400
●中国の与信拡大、6月は予想下回る−マネーサプライも低迷
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-12/SGI7WTT0G1KW00?srnd=cojp-v2


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