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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】株はローテーション一服、中銀と決算待ち−ドル154円付近
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-29/SHEBD8T0AFB400?srnd=cojp-v2
・マイクロソフトやメタ、アップル、アマゾンが決算発表へ
・今週は日米英の中銀が政策会合、FOMCは9月利下げ示唆との見方


 29日の米株式相場は上昇。今週は主要中央銀行の政策決定と重要経済指標、時価総額の合計が10兆ドル(約1540兆円)近い大型株4銘柄の決算が発表される。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5463.54 4.44 0.08%
ダウ工業株30種平均 40539.93 -49.41 -0.12%
ナスダック総合指数 17370.20 12.32 0.07%
 S&P500種採用銘柄のうち300株近くが値上がり。ナスダック100指数を調整局面の瀬戸際に追い込んだローテーションを経て、この日は大型ハイテク株が上昇し、小型株が下げた。大型ハイテク企業の決算は芳しくないスタートを切ったが、今週はマイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾン・ドット・コムが決算を発表する。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は31日の会見で、利下げが迫っているシグナルを発信する可能性がある。
 S&P500種株価指数は5465付近で推移した。ブルームバーグがまとめた「マグニフィセント・セブン」指数は1%上昇。小型株で構成するラッセル2000は1.1%下げた。テスラはモルガン・スタンレーによるトップピック指定を好感して急伸。マクドナルドは減収決算にもかかわらず、株価は急伸。新プロモーションの展開が期待されている。エネルギー株は原油につれ安した。

 米国債市場はほぼ変わらず。月間では2021年以来の長期となる3カ月連続プラスになりそうだ。米財務省は7−9月の連邦政府の借り入れ必要額見通しを下方修正した。一連の中央銀行による政策会合を控え、社債の起債が活発になっている。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.42% -3.2 -0.73%
米10年債利回り 4.17% -2.3 -0.56%
米2年債利回り 4.40% 1.5 0.33%
米東部時間 16時30分
 ウェルズ・ファーゴのマクロストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「市場の織り込み具合をみれば、すでに9月の利下げは決まりだ」と指摘。その先については「2回の利下げはあり得るのか。当然あり得る。市場にとってもっと大きな疑問は、6回もしくはそれ以上の利下げはあり得るのかどうかだ」と述べた。
 FOMCは1年前から政策金利を約20年ぶりの高水準で維持してきた。31日の会合では金利据え置きが広く予想されている。ただ減速しつつも依然堅調な雇用市場にリスクが迫っているため、FOMCは9月の行動を示唆するとみられている。日本銀行の利上げとイングランド銀行(英中央銀行)の利下げも、市場の視線を集めている。

 ニューヨーク外国為替市場ではドル指数が2週間ぶりの水準に上昇。月末のフローが影響した。30ー31日のFOMCでは、利下げが近く迫っていることを示唆すると市場は期待している。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1260.34 3.26 0.26%
ドル/円 \154.03 \0.27 0.18%
ユーロ/ドル $1.0821 -$0.0035 -0.32%
米東部時間 16時31分
 ドルは対円で小幅高。これまでのレンジ152〜155円を抜け出すかどうか、トレーダーらは日銀とFOMCの結果を待っている。日銀は3月のマイナス金利解除に続いて、追加利上げを決定する可能性がある。金融緩和後の量的引き締め(QT)に向けた詳細な計画が明らかにされるとの見方もあり、投資家は植田和男総裁の会見に特に注目している。
 日銀が政策金利を引き上げた上で月間の国債買い入れ額を積極的に減らすシグナルを発信した場合、円は1月以来の水準に上昇する可能性があるとBofAはみている。
 日銀の政策発表を控えたポジション調整で、円のボラティリティー(1カ月ベース)は3カ月ぶり高水準に接近した。
 マッコーリー・グループのストラテジストは「FOMCを受けてドルが売られても、短命かつ浅い下げで終わる可能性が高い。しかもドル・円のような金利に敏感なクロスに集中するだろう。ドルが12月までに142円に下げても、われわれは驚かない」とリポートで指摘した。

 原油先物相場は続落。世界的な需要懸念から7週間ぶり安値に下落した。国際的な指標である北海ブレント先物は6月初め以来となる80ドル割れ。供給見通しの面では、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が週内に開く会合が注目される。
 原油市場のセンチメントは、今月に入って発表された中国の4−6月(第2四半期)国内総生産(GDP)が5四半期ぶり低成長となったのを受けて低迷している。
 センチメントの悪化は、地政学的リスク再燃という原油相場の強材料も打ち消している。週末にはイスラエルが占領するゴラン高原にロケット弾による攻撃があり、同国とレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの争いが全面戦争に発展する恐れが浮上した。
 原油価格は年初来では上昇しているものの、過去数カ月は総じてレンジ相場が続いている。
 BofAのテクニカルストラテジスト、ポール・シアナ氏は「原油価格は過去1年余り、狭いレンジあるいは三角もちあいで推移してきた」とリポートで指摘。「マクロ面でのリスクプレミアム一部消失や、世界需要と供給削減の両方またはいずれか一方への期待が消えることがおそらく視野に入り、2024年末までに原油価格は63.02ドルまで急落する可能性がある」と記した。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は、前営業日比1.35ドル(1.75%)安の1バレル=75.81ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は1.35ドル(1.7%)下げて79.78ドルで引けた。

 ニューヨーク金相場は反落。ドルの上昇に押された。トレーダーは米FOMC会合など今週に世界で相次ぐ中銀政策発表に注目している。
 金価格は今月に入って過去最高値を更新したが、その後は米金融当局からの利下げ時期に関する明確なメッセージが待たれる中で下げ基調に転じている。金利低下は通常、利子を生まない金にとって強材料と見なされる。
 米利下げサイクルへの期待から、過去2年余りにわたって資金純流出が続いていた金上場投資信託(ETF)には資金が流入。ブルームバーグがまとめたデータによると、金ETFの保有高は5週連続で増加している。
 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時15分現在は前営業日比0.3%下げて2378.99ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、同2.40ドル(0.1%)安の2425.50ドルで引けた。
◆円は対ドルで154円付近、日米政策決定前で手控え−日銀利上げ警戒も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-29/SHCQDVDWLU6800?srnd=cojp-v2
◆金が最善のトランプトレード、ドルは意見分かれる−MLIV調査
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-29/SHCYP5T1UM0W00?srnd=cojp-v2
◆イラン産原油、中国北東部に新たな市場 輸入量は記録的水準
https://jp.reuters.com/markets/commodities/LMT7U3ZPZBPN7I5PE2LG4IUVL4-2024-07-28/

■米財務省、7−9月借り入れ必要額見通しを7400億ドルに下方修正
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-29/SHEFJ2DWRGG000?srnd=cojp-v2
■バイデン大統領、連邦最高裁の抜本改革を提案へ−任期制や倫理規定
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-29/SHDX43DWX2PS00?srnd=cojp-v2
■バイデン米政権、原油500万バレル近くを購入−戦略備蓄の補充継続
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-29/SHEARDDWRGG000?srnd=cojp-v2
■英財政に220億ポンドのブラックホール、新財務相が主張−増税示唆か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-29/SHE8DRT0AFB400?srnd=cojp-v2
■プーチン大統領、米がミサイル配備なら「冷戦時代の危機」と警告
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HV7WLQFCLVJSFFDPXBIQHAEL3I-2024-07-28/
■イスラエル、ゴランへの攻撃でヒズボラの責任追及へ 米に伝える
https://jp.reuters.com/world/us/G36PYQDBWJIMNBKHQTZLAZ5XVI-2024-07-29/
■イスラエルとハマス、ガザ停戦案巡り相互に非難
https://jp.reuters.com/world/mideast/4JELKB5I75PVTPNME2ITWYZUFM-2024-07-29/
■イスラエルがレバノン攻撃なら「深刻な結果」=イラン大統領
https://jp.reuters.com/world/security/FNQUVGIQCRNX7IPWZPRWJHDB4M-2024-07-29/
■メローニ伊首相が中国主席と会談、「均衡」的な貿易関係望む
https://jp.reuters.com/world/china/ADTOYGZKVJLQ3KLD6J53CGVSBY-2024-07-29/
■日米2プラス2の共同発表、中国が「言いがかり」と批判
https://jp.reuters.com/world/security/URZHJJZNXFMKJKWKGOWFAAGP7E-2024-07-29/
■在日米軍が「歴史的」再編、東アジア情勢の緊張高まるなか
https://www.cnn.co.jp/world/35222093.html

●日銀会合注目点:追加利上げと国債購入の減額計画、同時決定あるか
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-29/SH6ARBT0G1KW00?srnd=cojp-v2


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