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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】株は急落し国債が急伸、雇用統計控え−ドルは149円台後半
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJQN4T0G1KW00?srnd=cojp-v2
・製造業景況指数は8カ月で最大の活動縮小、10年債利回り4%割れ
・失業率は「サーム・ルール」が示唆する危険領域に接近


 1日の米金融市場では株が急落し、米国債相場が大きく上昇した。トレーダーの間では一連の弱い経済統計を受けて、9月まで利下げを見合わせたパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の決定は賢明だったのかという疑問が生じている。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5446.68 -75.62 -1.37%
ダウ工業株30種平均 40347.97 -494.82 -1.21%
ナスダック総合指数 17194.14 -405.26 -2.30%
 値動きは激しく、資産クラス間、セクター間で入れ替わる急速なローテーションが特徴的だった。逃避先には米国債が選好された。ナスダック100指数は2020年5月以来の大幅な反転となった。引け後に発表されたインテルの決算では、弱気な見通しが示され、株価は時間外で下げた。アマゾン・ドット・コムも決算を嫌気して下落した。アップル株は決算発表後に乱高下した。

 資産クラスを超えて値動きは大きさを増している。FRBが景気刺激的な姿勢を見せたかと思えば、翌日には将来の成長不安を予兆するなど、投資家は経済と企業業績の予想に苦慮している。 米国債市場では10年債利回りが4%を割り込み、スワップ市場では年内3回の利下げが完全に織り込まれた。先週の米新規失業保険申請件数はほぼ1年ぶりの水準に増加し、米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数は、過去8カ月で最大の活動縮小を示した。2日には7月の雇用統計が発表される。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.28% -2.3 -0.52%
米10年債利回り 3.98% -4.6 -1.14%
米2年債利回り 4.15% -10.3 -2.42%
米東部時間 16時41分
 インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏は「多くの経済要因が重なり、市場はパニックモードに近づいている。リスク資産を敬遠する動きが少しずつ加速している」と話す。「市場に吹く向かい風は嵐のようだ。特に完璧な状況を織り込んでいた株式には厳しい。今の経済からうかがわれるのは、不完全な状況だ」と述べた。
 パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は7月31日の記者会見で、労働市場にさらなる軟化のリスクがあることを指摘し、インフレ面での進展が失速しない限り、9月に金利を引き下げる方向にあることを示唆した。2日に発表される7月の米雇用統計は、この議論に拍車をかける見通し。失業率は「サーム・ルール」でリセッション(景気後退)を示唆する領域に近づいている。サーム・ルールはFRBの元エコノミスト、クラウディア・サーム氏が考案。過去半世紀においてリセッションを100%の確率で予測している。
 ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏は、経済データの「継続的な悪化」がこの日の朝、明らかになったと指摘。「連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げを開始するまでは出遅れているように見えるだろう」と述べた。

 外国為替市場ではドルとスイス・フランが上昇。弱い米経済データが複数発表されたほか、中東の緊張激化が意識され、逃避の買いが入った。ポンドはイングランド銀行(英中央銀行)の利下げを受けて下げた。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1257.98 4.21 0.34%
ドル/円 \149.57 -\0.41 -0.27%
ユーロ/ドル $1.0787 -$0.0039 -0.36%
米東部時間 16時41分
 ブルームバーグ・ドル指数は2週間ぶり低水準から反発。スイス・フランは対ユーロでほぼ6カ月ぶりの高値。
 ドルはアジアの時間帯に付けた148円51銭より上の水準を維持した。

 原油先物相場は反落。中東情勢の緊張化による供給懸念はあるものの、米経済減速の兆しの方が強く意識された。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は前日には4.3%上昇していた。
 この日は米製造業の大幅な活動縮小を示す統計を受けて金融市場全体でリスク敬遠の動きが広がり、原油相場でも売りが優勢となった。一方、イランがイスラエルに対する報復を計画しているとの報道もあり、紛争拡大が原油輸出に支障をきたす恐れがあるとの懸念も高まっている。
 BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は、地政学的緊張が「市場の関心事項であることは間違いない」ものの、最近の原油相場の上昇は行き過ぎだったと指摘。世界的な景気減速の兆候を踏まえれば、実際に供給面で大きな支障がない限り、原油相場は買われ過ぎの領域にあると述べた。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は、前日比1.60ドル(2.05%)安の1バレル=76.31ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は1.20ドル(1.5%)下げて79.52ドルで引けた。

 金スポット価格は一連の米経済指標を消化する中でもみ合いとなった。午前の取引では一時1オンス=2462ドルまで上昇し、7月に付けた過去最高値まで約20ドルに接近する場面もあった。
 朝方発表された米新規失業保険申請件数は、ほぼ1年ぶりの水準に増加。景気の冷え込みが示唆されたのを受けて年内利下げの観測が強まった。金利低下は通常、利子を生まない金にとって強材料と見なされる。
 サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は「パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日に9月利下げの可能性を示唆したが、そうした動きはデータ次第だとしていた。新たに発表されたデータを基にすれば、利下げへの道はさらに少し広がった」と語った。
 中東における地政学的緊張の高まりも金への逃避需要を高めている。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は続伸し、前日比7.80ドル(0.3%)高の2480.80ドルで引けた。
◆米利下げは年内3回、国債トレーダーが完全に織り込む−雇用統計控え
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJMV1T1UM0W00?srnd=cojp-v2
 米国債が上昇している。一部国債利回りは数カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。投資家はこの日発表された経済統計を受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)による年内3回利下げの根拠が強まったとみている。
 10年債利回りは一時、2月以来の4%割れ。先週の米新規失業保険申請件数や米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数はいずれも労働市場の減速をあらためて示唆した。
 スワップトレーダーの動向によれば、FOMCによる今年の利下げは計75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込まれている。年内残り3回のFOMC会合で毎回0.25ポイント利下げが決定するとの想定だ。[ 後略 ]
◆米半導体指数がコロナ禍以来の大幅急落、アームの慎重見通し影響
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/S6JGU57GXVK47HET562IG336SA-2024-08-01/
◆OPECプラス、10月以降に減産幅を縮小する方針を維持
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJK2VT1UM0W00?srnd=cojp-v2
◆中国国債の記録的値上がり続く可能性−成長重視の人民銀、介入回避か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHIYFIDWRGG000?srnd=cojp-v2

■米・トルコ首脳が電話会談、ガザ情勢など協議
https://jp.reuters.com/world/security/NELGZR3RFNJENDD4Y4S35YEDZQ-2024-08-01/
■ハリス氏の選挙戦、移民問題がアキレス腱に−激戦州で経済に次ぐ争点
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJIV4DWX2PS00?srnd=cojp-v2
■米ロなど7カ国が囚人24人交換 冷戦後最大
https://www.cnn.co.jp/world/35222290.html
■イスラエル、報復を厳重に警戒 「あらゆる可能性に対応」=首相
https://jp.reuters.com/world/mideast/X3TIV5HJHFIALFZ3PKP4URAI2E-2024-08-01/
■イスラエルとの戦いは「新たな局面」に、一線越えたとヒズボラ指導者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJ6SBT1UM0X00?srnd=cojp-v2
■ハマス指導者の追悼行進、数千人が参加 イラン首都
https://www.cnn.co.jp/world/35222282.html
■カナダ軍艦が台湾海峡通過、中国反発
https://jp.reuters.com/world/taiwan/STXYZBA7E5NGVAFLIMKKJLCH5I-2024-08-01/

●米ISM製造業景況指数、8カ月ぶりの大幅な活動縮小−生産低調
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJLKXT1UM0W00?srnd=cojp-v2
●米新規失業保険申請、ほぼ1年ぶりの高水準−労働市場減速を示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJHL0DWLU6800?srnd=cojp-v2
●米住宅ローン金利、2月以来の水準に低下−買い手の需要を喚起
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJSQTDWLU6800?srnd=cojp-v2
●英中銀が約4年ぶり利下げ、5対4で決定−次の一手の時期示さず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJD8BT0G1KX00?srnd=cojp-v2
●英中銀総裁、政策金利はゼロ付近には戻らない-コロナ前より高い水準に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJTB0T0AFB400?srnd=cojp-v2
●英住宅価格指数、7月は3カ月連続上昇−高金利でも市場の安定示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJ0B5DWRGG000?srnd=cojp-v2
●中国人民銀、1年物資金オペを毎月15日から25日に変更へ−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJ53BT0G1KW00?srnd=cojp-v2
●中国製造業の民間指標、9カ月ぶり低下−予想外の活動縮小
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHIS5AT0AFB400?srnd=cojp-v2
●中国住宅市場、7月に低迷深まる−大手100社の販売が20%近く減少
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHIS1MT0AFB400?srnd=cojp-v2
●日銀の年内追加利上げを7割弱が予想、最多は12月の44%−サーベイ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-01/SHJ0A7DWRGG000?srnd=cojp-v2


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