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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】原油高が市場全体揺さぶる、円は対ドル年初来安値に接近
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSD3ET96OSK00?srnd=jp-homepage
・ブレント原油はバレル100ドル超、ドル上昇し対円で一時159円43銭
・2年債利回り11bp上昇、利下げ観測急後退−銀行株下げ株価指数下落


 米金融市場ではこの日も原油価格が大きく跳ね上がった。イラン戦争がエネルギー供給を逼迫(ひっぱく)し続け、インフレをあおるとの見方が強まった。
 これを受けて米国株式相場は下落。プライベートクレジット(ノンバンク融資)を巡る不安も響いた。円は対ドルで今年の安値に接近した。
 ニューヨーク原油先物は大幅続伸。北海ブレント先物は終値で1バレル=100ドルを上回った。100ドル超で引けるのは2022年8月以来。投資家は、通常時には世界の原油の約5分の1が通過するホルムズ海峡の状況を引き続き注視している。
 事実上封鎖されているホルムズ海峡の通過再開時期を巡っては、依然として見通しが定まっていない。
 イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、ホルムズ海峡の閉鎖を継続するべきだと主張し、米国とイスラエルが攻撃を続けるなら他の戦線を開く意思があると明らかにした。
 一方で米エネルギー省のライト長官は、米海軍による護衛が始まるのは月末ごろになる可能性が高いとの見通しを示した。同長官は経済専門局CNBCに対し、「比較的近いうちに実施されるだろうが、今すぐにはできない。単に準備が整っていない」と述べた。
 トランプ大統領は「米国は圧倒的に世界最大の産油国だ。だから原油価格が上がれば、われわれは多大な利益を得る」と、自身のSNSであるトゥルース・ソーシャルに投稿。イランの核兵器保有と脅威を阻止することが原油価格よりも「はるかに重要で関心が高い」とした。
 ゴールドマン・サックス・グループは、ホルムズ海峡を経由する原油の流れが3月いっぱい低迷したままとなれば、原油価格が2008年のピークを上回る可能性があると警告する。ブレント原油は同年、1バレル=147.50ドルの高値を付けた。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は、前日比8.48ドル(9.7%)高の1バレル=95.73ドル。ロンドンICEの北海ブレント5月限は9.2%高の100.46ドルで終えた。

外為
 外国為替市場ではドルが続伸。ドル指数はほぼ2カ月ぶりの高値で引けた。円は対ドルで一時159円43銭を付け、年初来安値に接近した。ホルムズ海峡の実質封鎖が続き、中東の紛争が長期化するとの見通しとの不安から、原油価格が上昇している。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1208.94 6.08 0.51%
ドル/円 \159.36 \0.41 0.26%
ユーロ/ドル $1.1511 -$0.0056 -0.48%
米東部時間 16時35分
 円は一時、対ドルで0.3%下げた。日本の通貨当局による円買い介入のハードルは高いと、オプショントレーダーやストラテジストはみている。
 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、一時0.6%上昇した。イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師は初の公式声明で、ホルムズ海峡の実質封鎖を継続していくと主張した。
 BMOアセット・マネジメントのビパン・ライ氏は、この日のドル堅調について「クロス資産全般に見られるリスク回避への転換と同時進行しているようだ。米国債利回りは総じてアウトパフォームしている一方で、株式先物は下げている。つまりこの紛争が出口を見いだすには、単なる『雰囲気』以上の何かが市場で必要とされているということだろう」と述べた。

米国株
 米株式市場では主要株価指数が軒並み下落。S&P500種株価指数は1.5%下げ、昨年11月以来の安値で引けた。銀行株が売られた。戦争長期化によるインフレ懸念と、プライベートクレジットを巡る懸念が嫌気されている。モルガン・スタンレーはプライベートクレジットファンドの一つについて償還上限を設けた。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6672.62 -103.18 -1.52%
ダウ工業株30種平均 46677.85 -739.42 -1.56%
ナスダック総合指数 22311.98 -404.15 -1.78%
 ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「マーケットが現在直面する一番の問題は、言うまでもなく戦争だ」と話す。「中東での紛争は鎮まる兆候がない。従って原油価格は急騰している。クレジット市場でのストレス増大という問題もある」と述べた。
 ボラティリティー(変動性)が高い局面で市場から撤退するのは、長期的に最善の戦略とならない可能性が高いと、UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのウルリケ・ホフマン・ブチャディ氏は過去の例から指摘する。
 「予測可能な経費をカバーする流動性を十分に確保しておけば、相場が下げても売りを強制されずに済む可能性がある」と説明した。
 トレーダーらは地政学的リスクに目配りすると同時に、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を控え物価統計からも目が離せない。13日には連邦準備制度理事会(FRB)が重視する個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。
 キャピタル・ドットコムのカイル・ロッダ氏は「今回もまた、データに対するリスクは非対称になり得る」と指摘。「問題ない数字なら状況は平常通りだ。強い数字なら、エネルギー危機によるインフレ圧力が高まるなか、物価上昇加速への不安が広がるだろう」と述べた。
 トランプ大統領はソーシャルメディアへの投稿で、パウエルFRB議長は「次回FOMCを待たずに今すぐ金利を下げるべきだ」と訴えた。
 来週のFOMCは金利据え置きが予想されているものの、FOMCメンバーの予測に何らかの変化がないかどうかが注目される。
 キャピタル・エコノミクスのスティーブン・ブラウン氏は「最もタカ派的な結果は、FOMCが声明から緩和バイアスを取り除き、メンバーの予測が今年1回の利下げから利下げなしにシフトすることだろう」と述べた。

米国債
 米国債相場は総じて下落。原油高騰がインフレを加速させ、利下げをさらに遠のかせたと市場は受け止めた。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.88% 0.3 0.06%
米10年債利回り 4.26% 3.3 0.79%
米2年債利回り 3.74% 8.6 2.35%
米東部時間 16時36分
 短期債を中心に利回りが大幅上昇。トレーダーは米金融当局が2026年に金利を引き下げる可能性を、完全には織り込んでいない。2年債利回りは一時11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、3.76%に達した。世界の債券は年初来の値上がり分を失った。
 市場ではベアフラットニングが急速に進んだ。
 金融政策見通しを反映するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)からも、タカ派的なシフトが引き続き見受けられる。現時点では年内利下げ幅の織り込みがわずか17bp。前日の引け時点では29bpだった。
 ナティクシスの米金利戦略責任者、ジョン・ブリッグス氏は「原油に起因するインフレ圧力が懸念されている」として、「今年の利下げ見通しは1回に後退していたが、それが1回未満にさらに後退した」と述べた。
 2月28日に米国がイスラエルとイランを攻撃して以来、投資家は高い利回りを要求している。原油高に起因するインフレ再燃で、景気減速の局面にあっても利下げの可能性が低くなったとの見方がその背景にある。
 今週はまた3年、10年、30年債と入札が実施されているほか、企業による社債発行も相次いでいる。


 金相場は下落。ドル上昇と米利下げ観測の後退が重しとなった。
 エネルギー価格の上昇でインフレ懸念が強まるなか、先週の米新規失業保険申請件数が減少したことで、市場ではFRBが利下げを急がないとの見方が改めて広がった。金利上昇は利息を生まない金には逆風となる。
 トロント・ドミニオン銀行のシニア商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は「特にここ数日の状況を踏まえると、FRBがいったん様子見姿勢を取るのは明白に見える」と指摘。「その様子見がどのくらい続くのかが、実質的な焦点だ」と述べた。
 イラン戦争勃発以降、上場投資信託(ETF)の金保有残高は減少している。先週の減少幅は過去2年超で最大となった。ポートフォリオ内の他の資産で生じた損失を補うため、金の持ち高を手放す投資家も出ている。
 金は今年に入って約20%上昇している。地政学的緊張の高まりを背景にした安全資産需要が相場を支えてきた。ただ、2月28日の戦争開始以降は上昇の勢いが鈍っている。
 金スポット相場はニューヨーク時間午後2時5分現在、前日比66.05ドル(1.3%)安の1オンス=5110.41ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は同53.30ドル(1%)安の5125.80ドルで終了した。
◆円が対ドル159円台、年初来安値に接近−介入のハードル高いの声
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBRD8QKJH6V400
◆米年内利下げ、0.25ポイントさえ完全には織り込まず-中東情勢で国債安
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSKSYKK3NY900
◆イラン戦争、石油供給は日量800万バレル減へ−IEA「史上最大の混乱」
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBS3Z7T96OUS00?srnd=jp-homepage
◆【欧州市況】トリプル安、ホルムズ海峡閉鎖続くとイラン主張
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSR60KJH6VA00

■トランプ氏、パウエル議長に再び利下げ要求−「次の会合待たずに」
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSX8OKK3NYC00
■トランプ政権、ジョーンズ法適用を一時停止へ−原油価格抑制狙う
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSJVQKIJHBN00?srnd=jp-homepage
■ホルムズ海峡のタンカー護衛、月内に開始する可能性−米エネ長官
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSDO8KIUPTW00?srnd=jp-homepage
■米財務長官、中国副首相と15─16日にパリで会談 米中経済対話を継続
https://jp.reuters.com/world/us/H5TUFVRX3BPG7BXM63I4KEVUZA-2026-03-12/
■米国、対イラン戦費6日で1.8兆円と試算−実際はこれを上回る可能性
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSIK9T96OSN00
■航空券最大9%値上がりへ、イラン戦争の代償が家計や企業にじわり
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSID7KK3NYM00?srnd=jp-homepage
■イラン新最高指導者、ホルムズ海峡閉鎖継続を主張−初の声明発表
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSHEZKJH6V600?srnd=jp-homepage
■ホルムズ海峡、イラン海軍と調整なら航行可能=外務省
https://jp.reuters.com/markets/commodities/RQX6HZWZPFLCRDFLPAMQLQEDM4-2026-03-12/
■イランのミサイル発射機、空爆1週間でも減少進まず−機動性高く捕捉難
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBT1UKKJH6V400
■ホルムズ海峡の海運断絶、深刻に−船舶への攻撃が激化
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSJZKKJH6VB00
■インド、国内半導体製造支援で新たな基金を計画−1兆7200億円規模
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBS1Y5KJH6V400?srnd=jp-homepage
■中国全人代、民族団結法可決 中華民族帰属意識を促進
https://jp.reuters.com/markets/japan/6S55GWOFRNJWDAOLTLJEVROWOI-2026-03-12/
■中国とキューバ、二国間関係強化で合意 外相が電話会談=新華社
https://jp.reuters.com/world/security/3TFNQMYCDBOQTCBUP6A7H4LNA4-2026-03-12/

●米新規失業保険申請件数、小幅に減少−レイオフ抑制続く
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSDJFT96OSK00?srnd=jp-homepage
●米住宅着工件数、予想外の3カ月連続増加−約1年ぶり高水準
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSDNOKJH6V600
●米貿易赤字、1月は予想より大幅縮小−貴金属などが輸出押し上げ
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSDKYKJH6V400
●EU、今年のインフレ率が3%超える可能性あると加盟国に警告−関係者
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBS8MNKJH6V400?srnd=jp-homepage
●ECBの年内利上げの可能性、市場は過大評価している−モルガンS
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSQMOKJH6V700
●ECBビルロワドガロー氏、プライベートクレジットの流動性リスクを警戒
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-12/TBSR34KJH6VE00


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