トレンドおっちゃん : 気持ちの相場観

気持ちの相場観

2012年05月18日11:28

カテゴリ: 相場の現状認識; 気持ちの相場観

上昇トレンドに転換　《NY金日足05.17》

【ニューヨーク金】　期近日足ボリンジャーバンド

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■　期近6月限終値は、38.3㌦高の1574.9㌦

■　前々日の高値を上まわって終えており、上昇トレンドに転換

■　一気に、－1σすぐ下水準への反発となった。高値は－1σ水準

■　バンドは下向き、東京同様＋σサイドが下向きへの兆し

■　－1σはレジスタンスとなりうるが、これを超えるとなれば、
　　基調は強くなるだろう

■　気持ちの相場観だが、今回の反騰は緩和期待による
　　ショートカバー。この一巡後に新たなロングが入ってくるかどうかは、
　　緩和のタイミングとギリシャ・スペイン情勢との、時々の綱引きに

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2012年05月15日16:34

カテゴリ: 相場の現状認識; 気持ちの相場観

東京金日足＆気持ちの相場観

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【東京金】先限日足ボリンジャーバンド

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■　終値は、69円安の3,996円

■　依然として－2σ水準がレジスタンスになっている

■　安値追い形状に変化は無い

　今月初めの仏大統領選で成長重視を掲げる社会党のオランド氏が当選し、ギリシャの総選挙では緊縮財政を進めてきた連立与党が惨敗。さらに、１３日にドイツ最大州であるノルトライン・ウェストファーレン州で実施された議会選挙では、メルケル首相率いる与党キリスト教民主同盟（ＣＤＵ）が大敗した。

　緊縮財政策を進めるドイツに対する風当たりが強くなるなか、１５日に次期大統領に就任するオランド氏がその日のうちにベルリンを訪問し、メルケル首相との初会談に臨む。

■オランド新仏大統領とメルケル独首相が15日会談、成長協定で意見交換
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK813124020120515?feedType=RSS&feedName=marketsNews&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPMarketNews+%28News+%2F+JP+%2F+Market+News%29
　オランド仏大統領の誕生で、独メルケル首相と仏サルコジ大統領の「メルコジ体制」が終えん、債務危機克服に向けた独仏協調関係に亀裂が入ることを危惧する声も聞かれる。しかし、メルケル首相とサルコジ氏は根本的な考え方の違いが大きく、溝は埋まらなかった、との見方もある。メルケル首相とオランド氏のほうがむしろ共通点が多く、ドイツ側では、新たな関係が築けるのではないかとの期待感も強い、という。

　オランド氏は選挙戦で、欧州連合（ＥＵ）加盟国が３月に調印した新財政協定を批判。１５日夜行われる会談では、オランド氏が主張する「成長協定」の大まかな枠組みについて、意見を交換するとみられる。

　もしこうした成長協定が実現すれば、６月に議会選挙を控えたオランド氏にとっては、大きな得点となる。しかし、財政規律を重視するメルケル首相が成長促進策の内容について、大きく譲歩する可能性は低い。

　ドイツ側はすでに、ＥＵ構造的資金の柔軟活用、欧州投資銀行（ＥＩＢ）の役割拡大、インフラ投資促進に向けた「プロジェクト債」利用といった案について前向きに検討する姿勢を示している。ただ債務でファイナンスする新たな景気刺激策は論外との立場は崩しておらず、重債務国の財政赤字削減目標の緩和も受け入れるつもりはない、とみられる。

　メルケル首相は、政府に厳格な赤字削減目標の達成を義務付ける「特別法（スーパーロー）」を導入するよう、フランス側に求める見通し。

　フランスでは債務が国内総生産（ＧＤＰ）の９０％に拡大、貿易赤字は過去最悪の７００億ユーロに達し、若者の４人に１人が失業している。公的セクターのＧＤＰへの寄与は５６％と他の欧州諸国より高い。

　こうしたなかオランド氏に残された余地は小さく、メルケル首相の路線を一部受け入れるという現実的対応を取らざるを得ないとみられる。■ギリシャ、１－６月期に６社の国有株式売却へ－トロイカ合意草案
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZ3DA90YHQ0X01.html

　ギリシャは500億ユーロ（約５兆1000億円）の調達を目指す国有資産売却開発計画の一環として、今年１－６月（上期）にスポーツくじ運営会社ＯＰＡＰや国内最大の製油会社ヘレニック石油など６社の株式を売却する計画だ。欧州連合（ＥＵ）や国際通貨基金（ＩＭＦ）との新たな融資合意の草案で明らかになった。
　ブルームバーグ・ニュースが入手した草案によれば、残り４社は水道事業を手掛けるアテネ水道公社とテサロニキ・ウォーター・サプライ・アンド・ソーエッジ、国営ガス供給会社ＤＥＰＡと同社が完全所有するガス輸送システム管理会社ＤＥＳＦＡ。７－12月（下期）には港湾や空港の営業権のほか、国営高速道路会社の入札も行うという。

■ギリシャの銀行に破綻の恐れ、政局混迷で預金減少－大統領
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M414MR6K510201.html

ギリシャのパプリアス大統領は13日、３大政党党首らに対し、６日の総選挙で確定的な結果が出なかったことに伴う政治的不安定を嫌気した預金減少が続けば、同国の銀行は破綻の脅威にさらされると警告した。

　ギリシャでは、自国のインフラさえ、おそらく外資に売却せざるを得ない惨状になっている。加えて、国内の銀行からの預金流出が始まっているものと見られる。ユーロから離脱し旧通貨ドラクマに戻るという事は、暴落するドラクマに対しユーロの通貨価値が高まってゆくことを意味する。ギリシャの富裕層にとり、今のうちに保有するユーロを、ユーロ圏の他国の銀行に預け直せば、仮にギリシャがユーロを離脱しても目減りの心配が無い事になる。有体に言うなら取り付け騒ぎになっているという事。
　銀行の信用不安は、失業率が24％を上まわっているスペインにも波及しており、程度の差こそあれ放置できなくなっていることは想像に難くない。
　このようなタイミングで、フランスでは成長重視派のオランド新大統領が就任する。オランド氏も無論、高債務国にとって中期的な財政健全化路線が必要不可欠なことは十分に理解しているだろう。
　同氏の選挙戦での公約の大半は、おそらくメルケル首相によって拒否されることになるのだろうと思われるのだが、フランスの民意をバックに登場する新大統領の主張を無碍にもできない事情もあろう。
　それに、今やそのドイツでも足元が揺らいでいる。この13日、ドイツ最大州であるノルトライン・ウェストファーレン州で実施された議会選挙で、メルケル首相率いる与党キリスト教民主同盟（ＣＤＵ）が大敗した。勝利したのは、国政で最大野党の社会民主党(SPD)。SPDは、ドイツ国内で広がる所得格差に対し、教育や子育て支援の充実を主張、また危機対応について緊縮策から経済成長重視への修正を求め訴え、フランスのオランド新大統領とも協調してきた。
　EUは今、ドイツやオランダをも含め、各国の主権者である国民により、その危機対応に思い切った修正を迫られていると言えるだろう。何らかの、成長をも視野に入れた危機対応策に言及される日も近いだろう。

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2012年05月13日18:20

カテゴリ: 市況・ニュース記事; 気持ちの相場観

今週予定と週足の確認

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【今週の予定（5月12日～18日）】
http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_441031?mod=WSJWhatsNews

5月14日（月）
　・欧州3月鉱工業生産〔18:00〕
　・仏3月経常収支〔15:45〕
　・豪3月住宅ローン件数〔10:30〕
　・NZ1～3月期四半期小売売上高指数〔7:45〕
5月15日（火）
　・米4月消費者物価指数、5月NY連銀製造業景気指数、4月小売売上高〔21:30〕
　・米3月対米証券投資〔22:00〕
　・米3月企業在庫、5月NAHB住宅市場指数〔23:00〕
　・欧州1～3月期四半期域内総生産（速報値）、5月ZEW景況感調査〔18:00〕
　・独5月ZEW景況感調査〔18:00〕
　・独1～3月期国内総生産（速報値）〔15:00〕
　・仏4月消費者物価指数、1～3月期国内総生産（速報値）〔14:30〕
　・仏1～3月期非農業部門雇用者・速報値〔15:45〕
　・豪準備銀行、金融政策会合議事要旨公表〔10:30〕
5月16日（水）
　・米MBA住宅ローン申請指数〔20:00〕
　・米4月住宅着工件数、4月建設許可件数〔21:30〕
　・米4月設備稼働率、4月鉱工業生産〔22:15〕
　・米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨〔17日3:00〕
　・加3月製造業出荷〔21:30〕
　・欧州4月消費者物価指数、3月貿易収支〔18:00〕
　・英4月失業保険申請件数、4月失業率〔17:30〕
　・英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告（インフレリポート）〔18:30〕
5月17日（木）
　・米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、4月景気先行指標総合指数〔23:00〕
　・米前週分新規失業保険申請件数〔21:30〕
　・加3月卸売売上高、3月対カナダ証券投資額〔21:30〕
　・NZ1～3月期四半期卸売物価指数〔7:45〕
5月18日（金）
　・独4月生産者物価指数〔15:00〕
　・加4月消費者物価指数〔21:30〕
※〔　　〕は日本時間

13日　ドイツ州議会選挙
14日　ユーロ圏財務相会合
15日　オランド仏新大統領の就任宣言　独仏首脳会談　EU財務相会合
18日　G8首脳会議（ワシントン郊外、19日まで）

【ニューヨーク金】期近週足一目均衡表

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■　上チャートは、2008年年初以来の週足を一目均衡表で見たもの

■　同年のリーマン・ショック時の大幅下落以来の、構成要素の変化を
　　以下に列記してみる

■　基準線(緑色)が下向きになっている

■　遅行線(ピンク色)が、同時系列週足を割り込み

■　週足が雲を割り込み

■　先行上限線が同下限線を割り込み(先行する雲のねじれ)

■　以上の変化が見られる

■　つまり、リーマン以来の大幅調整も想定したポジション構成を
　　とっておく事が肝要だと思われる

■　以下は、参考値になるかどうか

■　2008年3月高値は１０３３．９㌦、安値は１０月の６８１．０㌦
　　およそ34.1％の下落となった

■　昨２０１１年９月の高値は１９２３．７㌦だった

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2012年04月20日08:35

カテゴリ: 市況・ニュース記事; 気持ちの相場観

《あさイチ04.20》＆指標

■　■　内外の市況・ニュースなど　■　■

◆４月19日の米国マーケットサマリー：株が続落、統計や欧州危機を嫌気.
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2QT4C0J1J3501.html

為替スポット価格前営業日
ユーロ/ドル 1.3135　1.3123
ドル/円 81.59 　81.26
ユーロ/円 107.16 　106.63

株終値 (暫定値)　前営業日比　変化率
ダウ工業株30種 12,964.02　 -68.73　 -.5%
Ｓ＆Ｐ500種 1,376.92　 -8.22　 -.6%
ナスダック総合指数 3,007.56　 -23.89　 -.8%

債券直近利回り　前営業日比
米国債2年物 .27%　 +0.00
米国債10年物 1.96%　 -.01
米国債30年物 3.12%　 -.01

商品 (中心限月）終値　前営業日比　変化率
ＣＯＭＥＸ金(ドル／オンス） 1,641.40　 +1.80　 +.11%
原油先物 (ドル／バレル） 102.55　 -.12　 -.12%

◎外国為替市場
　ニューヨーク外国為替市場では、円が主要取引通貨の大半に対して下落。日本銀行当局者が緩和的な金融政策を維持する意向を示したことが手掛かり。
　ユーロは対ドルでもみ合い。スペイン10年債とフランス５年債は19日の入札で落札利回りが前回から上昇した。ドルは主要通貨の大半に対して上昇。前週の米失業保険申請件数が予想を上回ったほか、フィラデルフィア連銀が発表した４月の同地区製造業景況指数が前月から低下したことを受けて買い進まれた。イングランド銀行（英中央銀行）が緩和策を休止するとの観測を背景に英ポンドも上昇した。
◎米国株式市場
　米株式相場は続落。ｅベイなど企業決算は好調だったものの、経済指標が期待外れだったほか、欧州債務危機の懸念も再燃し売りが広がった。
◎米国債市場
　19日の米国債市場では10年債が上昇。利回りは５日連続で２％を下回った。欧州債務危機の悪化懸念が広がったほか、失業保険申請件数や中古住宅販売が予想よりも悪い結果だったことから安全性の高い資産の需要が強まった。
◎ＮＹ金先物市場
　ニューヨーク金先物相場は小反発。ドルが伸び悩んだことで、代替投資先としての金が買われた。
　ドルは主要通貨のバスケットに対して前日比ほぼ変わらず。一時は0.4％上昇する場面もあった。国際通貨基金（ＩＭＦ）のラガルド専務理事はワシントンでの記者説明で、ＩＭＦの資金基盤が「著しく強化される」ことを見込んでいると話した。
◎ＮＹ原油先物市場
　ニューヨーク原油先物相場は続落。米失業保険申請件数が市場予想を上回ったほか、中古住宅販売が減少したことで、米景気回復が失速しつつあるとの懸念が強まった。

◆４月19日の欧州マーケットサマリー：株は続落、高利回り国債下落
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2QKSC0J1HV501.html

株終値　前営業日比　変化率
ダウ欧州株600 256.51　 -1.20　 -.5%
英ＦＴ100 5,744.55　 -.74　 .0%
独ＤＡＸ 6,671.22　 -60.81　 -.9%
仏ＣＡＣ40 3,174.02 　 -66.27 　-2.0%

債券　直近利回り　前営業日比
独国債2年物 .13%　 -.01
独国債10年物 1.69%　 -.03
英国債10年物 2.15%　 +.02

◎欧州株式市場
　19日の欧州株式相場は続落。３月の米中古住宅販売が予想外に減少したほか、先週の米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことが嫌気された。ストックス欧州600指数は前日比0.5％安の256.51で終了。一時は１％上昇した。ユーロ圏のソブリン債危機が悪化するとの懸念再燃から、月初来では2.6％下げている。
◎欧州債券市場
　19日の欧州債市場ではイタリアやスペインなど高利回り国の国債が下落した。域内の債務危機が悪化しているとの懸念が広がった。
　イタリア10年債利回りは２日連続で上昇。同国の鉱工業受注がエコノミスト予想以上に落ち込んだほか、イタリア財務省が債務返済コストが上昇するとの見通しを明らかにしたことが背景。フランス国債も軟調。シティグループがフランスの信用格付けが向こう２、３年で引き下げられるとの見方を示したことがきっかけ。
　比較的安全とされる資産を求める動きから、ドイツ国債は上昇した。スペインとフランスは国債入札で目標額をそれぞれ調達した。

◆グローバル･ストックマーケット･サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2QATC0D9L3501.html

【香港株式市況】
　香港株式相場は上昇。指標のハンセン指数が３週間ぶりの高値となった。中国当局が景気下支えに向け預金準備率を引き下げるとの観測が広がり、中国本土の銀行株が買われた。ハンセン指数は前日比214.28ポイント（１％）高の20995.01で終了。ハンセン中国企業株（Ｈ株）指数は1.4％高の11047.43と、３月16日以来の高値で引けた。
【中国株式市況】
　中国株式相場は下落。中国政府が金融政策を緩和するとの観測が浮上したものの、スペインの銀行の不良債権比率が上昇したため、欧州債務危機が深刻化しているとの懸念が強まった。上海証券取引所の人民元建てＡ株と外貨建てＢ株の双方に連動している上海総合指数は、前日比2.21ポイント（0.1％）安の2378.63で終了。
【インド株式市況】
　インド株式相場は上昇。スペインの国債入札で発行額が目標に達したことを手掛かりに欧州で株高となった流れを引き継いだ。インド準備銀行（中央銀行）のスバラオ総裁が年内のさらなる金融緩和に言及したことも支援材料となった。ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は前日比111.32ポイント（0.6％）高の17503.71で終了。

■ボルカー・ルール、銀行は14年７月までに順守を－米監督当局
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2QPL06S972901.html
■米スワップ規制：想定元本6500億円に基準緩和-５年後2400億円
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2PLKT6TTDSC01.html
■ＩＭＦ：財源強化に3200億ドルを確保、一段の拠出表明に期待
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2PJ3L6JTSE801.html
■スペインの銀行、救済基金活用で支援する計画はない－欧州委
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2Q9586VDKHS01.html

　欧州連合（ＥＵ）の欧州委員会は19日、スペインの銀行業界を支援するためにユーロ圏の救済基金を用いる計画はないことを明らかにした。

■フランスの信用リスク３カ月ぶり高水準、大統領選の結果懸念
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2Q3TH6TTDS001.html

　仏銀３位のクレディ・アグリコルのクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）は18日、欧州の金融機関の中で最悪のパフォーマンスとなった。事業債のリスクもフランス・テレコムを中心に高まった。22日に大統領選挙の第１回投票を控えフランス国債を保証するコストは３カ月で最高。
　18日のＣＳＡの世論調査でオランド候補の支持率は現職のサルコジ大統領を16ポイント上回った。オランド候補は法人税や銀行への課税を引き上げる考えを示し、100万ユーロ（約１億700万円）超の所得への75％課税や現在62歳の退職年齢の60歳への引き下げなどの政策を掲げている
　仏銀最大手のＢＮＰパリバ債のＣＤＳスプレッドは今週20ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇し257.5ｂｐ。２位のソシエテ・ジェネラルは同19ｂｐ上昇の333.5ｂｐ。いずれもここ３カ月で最高。クレディ・アグリコルは20ｂｐ上昇し４カ月ぶり高水準の321ｂｐとなった。フランス・テレコムは９ｂｐ上昇の134ｂｐ。フランス国債を保証するコストは200ｂｐとなっている。

■フランスとスペイン入札、発行目標達成－利回りは上昇
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2PZR86KLVR701.html
■ドイツ:最大リスクは債務危機､12年は0.9％成長へ－合同見通し
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2PZOO6JTSE801.html
■中国中銀当局者：預金準備率引き下げ通じ流動性拡大へ－新華社
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2PC156S972801.html
●米失業保険申請:２週連続で38万件台、前週も含め想定より悪化
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2Q8996VDKI201.html
●米景気先行指数：３月は６カ月連続プラス、伸びは鈍化
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2QCFH6K50XY01.html
●４月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:8.5に低下、受注減
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2QCHF6VDKHS01.html
●中古住宅販売：３月は2.6％減の448万戸、予想外のマイナス
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2QCNK6S972801.html
●ユーロ圏消費者信頼感：４月はマイナス19.8－４カ月ぶり悪化
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2QCLG6JTSEA01.html
●インド：昨年度の貿易赤字、過去最大の1849億ドル
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2PSC16JIJXX01.html
●輸出が６カ月ぶりに増加、予想上回る－貿易収支は２カ月ぶり赤字
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2P9156K50XS01.html

－東京金日足　20日夜間取引終了時　－

【一目均衡表・ボリンジャーバンドによる指標】

＋2σ	4,504
＋1σ	4,436
基準線	4,405
センターライン	4,368
転換線	4,318
現在値	4,310
－1σ	4,301
－2σ	4,233

【トレンド確認のための数値】

現在のトレンド	上昇トレンド
前々日終値	4,334
前日安値	4,290
本日終値での基準値	4,290

　(注)　トレンド確認のために

2012年03月03日17:39

カテゴリ: 市況・ニュース記事; 気持ちの相場観

プランB　《ギリシャの債務交換について》

　欧州中央銀行(ECB)による2回目の3年物資金供給オペ(LTRO）が実施され、5295億ユーロが市場に供給されました。昨年12月のLTROと併せれば1兆ユーロが供給されたことになるわけで、ひとまず一段落と言ったところでしょうか。昨年12月のそれは金融不安に対する資金供給、今回のそれは、むしろ実体経済への資金供給が目的なわけですが、自己資本比率の向上が足元で求められている金融機関は、国債そして株式や貸出に回せる資金量が限定される可能性も小さくないでしょう。
　一方、米国ではバーナンキFRB議長の議会証言を受け、量的緩和第3弾(QE3)への期待が一旦後退することになりました。「問題を発生させた原因をその解決策にする」ことはいつまでも続けられないという事と、米国内での経済格差の急拡大によって、財務省・ウォール街複合体への風当たりは相当なものになってきていることも影響しているのでしょう。

　これまで、流動性への期待で「リスクオン」となっていた「流動性相場」は、ひとまず一段落した可能性が大きいと見ておくべきではないでしょうか。
　来週ぐらいからは、悪化する実体経済に対する各国の対応に市場の視点が移ってくるものと思われます。わけても来週は、ギリシャのデフォルトリスクだと思われます。
　
　ギリシャのベニゼロス財務相は1日、「来週の展開にすべてが懸かっている。最高水準の参加率を確保する必要があり、可能なら全債権者の参加が望ましい」と述べ、参加率は高水準になるとの見方を示しました。
　下に、ギリシャ債務交換に関する最近の報道を日付の新しい順にピックアップしてみました。

■ユンケル議長の発言が波紋、仏大統領「何も言うことはない」
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M09I3N6VDKIJ01.html

　３月２日（ブルームバーグ）：ユーロ圏財務相会合（ユーログループ）のユンケル議長（ルクセンブルク首相兼国庫相）の発言が欧州で波紋を広げている。同議長は前日、ギリシャの債務交換が失敗した場合には代替案を用意していると言明していた。
　フランスのサルコジ大統領は欧州連合（ＥＵ）首脳会議語に記者団に対し、「この意味不明の宣言について何も言うことはない」と述べ、フィンランドのカタイネン首相は「第２案などない。債務危機を沈静化させる方策は決定済みだ」と発言した。

■ユンケル議長：ギリシャ債務スワップ目標届かなければ「プランＢ」も
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M08ALV6KLWC301.html

　３月１日（ブルームバーグ）：ユーロ圏財務相会合（ユーログループ）のユンケル議長（ルクセンブルク首相兼国庫相）は１日、ギリシャ債務スワップへの民間投資家の参加が不十分な場合に備えるプランＢ（第２案）が存在することを認めた。

■オランダ財務相：ギリシャ救済について最終決定はしていない
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M07S7V6K510Q01.html

　３月１日（ブルームバーグ）：オランダのデヤーヘル財務相は１日、ユーロ圏の財務相らは第２次ギリシャ救済パッケージについて同日に、最終的な決定はしなかったと述べた。同財務相はブリュッセルでのユーロ圏財務相会合後に「民間部門関与（ＰＳＩ）を待たなければ最終決定できない」と述べた。

■ギリシャ債ＣＤＳの決済起こらず、信用事由なし－ＩＳＤＡ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M07IOR6JTSEB01.html

　３月１日（ブルームバーグ）：国際スワップデリバティブ協会（ＩＳＤＡ）の判定委員会は１日、ギリシャ国債を保証するクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）の決済を引き起こす信用事由は発生していないとの判断を下した。ＩＳＤＡがウェブサイトで発表した。
　ＩＳＤＡは発表文で、ギリシャの「状況はまだ展開しつつあり、この日の決定は今後さらなる疑問を呈する権利や権能に影響するものではない」と説明。決定は「後日に信用事由が発生し得るかどうかに関する委員会の見解を示したものではない」と解説した。
　民間の債券保有者が減免に応じずギリシャが集団行動条項（ＣＡＣ）を発動すれば、ＩＳＤＡの規則に基づきＣＤＳの決済が起こり得る。

■ギリシャ、債務交換で集団行動条項発動ならＣＤＳ決済発生も
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZXGCZ6KLVR501.html

　２月24日（ブルームバーグ）：ギリシャ政府が同国債保有者に債務交換を強制する集団行動条項（ＣＡＣ）を発動すれば、想定元本32億ドル（約2600億円）相当のギリシャ債を保証するクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）の決済が発生する可能性がある。

■ギリシャ議会、債務交換と集団行動条項の法案承認－議長代行
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZUSIJ6K50ZN01.html

　23日に承認された法に盛り込まれた集団行動条項は、この交換に応じない保有者を強制することができる。ベニゼロス財務相は交換がクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）の決済につながるかどうかについては懸念していないと述べた。「今日承認された条項が発動され少数派が絶対多数の意思に沿うことを強いられれば」ＣＤＳ決済が起こることは「あり得る」と付け加えた。

　１３００億ユーロにのぼる第２次ギリシャ支援策は、欧州首脳が３月９日に最終決定を行う見通しとされていますが、ギリシャはそれまでに民間債権者との債務交換を完了する必要があります。ギリシャのベニゼロス財務相は「急いで参加を表明したがる債権者はいない。債権者は手続きの最終段階まで参加表明を待つだろう。ギリシャの機関投資家でさえまだ表明していない」と述べています。
　どうも、民間部門の債務交換については、交換(借金棒引き)に応じない債権保有者(おそらくファンドなど)が多く、債務削減目標に届かないという事態に至りそうな気配も感じられます。
　そうなってくると、つまりは集団行動条項（ＣＡＣ）が発動されることも考えられ、格付け会社などがデフォルト認定、ＣＤＳの決済事由に相当する可能性が少なからずあるということであり、ユンケル議長の発言はそのシナリオとその場合の対策とが「プランB(第2案)」として考えられてもいるということでしょう。

　CDS決済を巡り紛糾する可能性には、米国などのCDS売り手にも大きな影響を及ぼす問題でもありますので、十分に目を配っておきたいものです。

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2012年01月22日10:28

カテゴリ: 市況・ニュース記事; 気持ちの相場観

意外な回復

■ＥＵ、ＥＣＢに配慮し独首相の危機対策に立ち返る－最新の財政協定案
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LY2D831A1I4M01.html

　１月21日（ブルームバーグ）：欧州連合（ＥＵ）各国政府は、財政再建の取り組みが後戻りする恐れがあるとの欧州中央銀行（ＥＣＢ）の警告を受け、ドイツのメルケル首相が主張する規律強化を通じた債務危機対策へと立ち返ることになった。

　危機が切迫してくると、各国の事情よりもＥＵの結束を強めざるを得なくなります
■国際金融協会：ギリシャの債務交換に関する協議は継続
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LY68W16K50XS01.html

１月21日（ブルームバーグ）：国際金融協会（ＩＩＦ）は21日、ギリシャの債務交換に関する同国政府との交渉が決裂したとの報道を否定した。
　ＩＩＦの広報担当、フランク・ボーグル氏は「交渉は続いている」との声明を電子メールで送付した。ダラーラＩＩＦ専務理事と仏ＢＮＰパリバ会長の特別顧問ジャン・ルミエール氏は以前から予定されていた通り、パリに向かうためアテネを離れた。ボーグル氏は両氏が「必要であれば、ギリシャ政府指導者と電話で話ができる」としている。
　ボーグル氏によると、専門家チームがアテネにとどまっており、民間部門関与の多くの問題について政府当局者と協議する。

　Ｓ＆Ｐによるフランスなど9カ国の国債格下げが発表されてから、金融市場(ユーロ、株式、重債務国国債）は落ち着きを見せ、むしろ回復傾向を示しています。この"意外な回復"には様々な理由付けがなされる訳です。
　すなわち、「ＥＣＢによる大規模な量的緩和が奏効」、「米国経済が回復を示す兆候」、「ＩＭＦによる資金供給力倍増計画」などなど。
　一方で、回復は一時的でしかないとして、「ギリシャのデフォルトは不可避」、「ユーロ圏の分裂は不可避」、「世界経済を牽引するブースターエンジンが見当たらない」などという悲観論。

　そのような中での、市場心理の好転を示すとも言える金融市場の回復。

　このような時の市場では、とかく「空売り」や「買い遅れ」が出やすくなるものだということも、また認識しておきたいものですね。

■ユーロ圏債務危機、今後の主な日程
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPTK806493620120120

［１９日　ロイター］　ユーロ圏債務危機をめぐる主な日程は以下の通り。
　
　＜欧州連合（ＥＵ）＞
　１月２３日　　　ユーロ圏財務相会合　
　１月２４日　　　ＥＵ財務相理事会
　１月３０日　　　ＥＵ首脳会議（ブリュッセル）
　２月２０日　　　ユーロ圏財務相会合
　２月２１日　　　ＥＵ財務相理事会
　３月１─２日　　ＥＵ首脳会議（ブリュッセル）
　３月１２日　　　ユーロ圏財務相会合
　３月１３日　　　ＥＵ財務相理事会
　３月３０─３１日ＥＵ非公式財務相理事会（コペンハーゲン）
　５月２５日　　　ＥＵ首脳会議（ブリュッセル）
　＜ギリシャ＞
　２月７日　　　　６カ月物国債入札
　２月１４日　　　３カ月物国債入札
　３月２０日　　　国債１４５億ユーロの償還日
　＜イタリア＞
　１月２６日　　ゼロクーポン国債・物価連動国債入札
　１月２７日　　短期国債入札
　＜ドイツ＞
　政治・経済指標
　１月２３日　　　メルケル首相、ユーロ導入１０周年のイベントで演説
　１月２４日　　　ＰＭＩ速報値
　１月２５日　　　ＩＦＯ業況指数
　１月２６日　　　ＧｆＫ消費者信頼感指数
　国債入札
　１月２３日　　　１年物国債　　
　１月２５日　　　３０年物国債
　＜スペイン＞
　経済指標
　１月２７日　　　第４・四半期失業率
　　　　　　　　　１２月小売売上高　
　１月３０日　　　第４・四半期国内総生産（ＧＤＰ）速報値
　１月３１日　　　１月インフレ速報値　　　
　２月２日　　　　１月失業率　
　国債入札
　１月２４日　　　３カ月物・６カ月物国債
　＜ポルトガル＞
　２月（日取りは未定）　欧州委員会、ＥＣＢ、ＩＭＦが再建策の進展状況を評価
　２月１１日　　　緊縮財政・労働市場改革に反対する全国集会
　国債入札
　２月１日　　　　３カ月物国債（７億５０００万─１０億ユーロ）
　２月１５日　　　３カ月物・６カ月物国債（総額１５億─１７億５０００万ユーロ）
　３月２１日　　　４カ月物・６カ月物国債（総額７億５０００万─１０億ユーロ）

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2011年12月17日18:29

カテゴリ: 気持ちの相場観

近年ＮＹ金下落率を見てみる　《ＮＹ金月足》

　所謂、「リスクオフ」と言われる局面においても、金価格の下落が見られるようになってきました。これまでは「安全資産」とか言われ、株式などリスク資産が売られる局面で買われることが多かった金ですが、最近では市場の様相がずいぶん異なってきました。

◇金からも資金流出、年末に向け国債とキャッシュ増額の動き
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE7BE03P20111215?sp=true
◇金トレーダー：７月以降で最も弱気－相場、最高値から約20％下落
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LW9YVM1A1I4H01.html

【ニューヨーク金】　期近月足で見る近年の下落率
■チャートはクリックで拡大します

市場では、欧州金融危機の、所謂「金融システミックリスク」を恐れているのは明らかでしょう。

去る12月8－9日、ブリュッセルでＥＵ首脳会議が開かれました。しかし、「足元の危機」に対する対策について、会議では今回も、何一つ決めらずに終わりました。

危機解決のカギを握るドイツの首脳、そして当事者である欧州中央銀行(ＥＣＢ)から聞こえてくるものは、市場が求めている対策でも何もなく、言うならば、「財政規律原理主義」とでも言えるような「将来のあるべき姿」のみが示されたと言う成果でしかなかった訳です。

当事者であるべき欧州が、自らが対処すべきことにも対処せず、(ドイツなどは)出すべきものも出さず、他国ひいてはＩＭＦといった国際機関に丸投げされている現状という、「足元の緊迫した懸念」を市場が反映していると言えるものでしょう。

今のままなら、確実にユーロは崩壊してしまうでしょう。

今後の金相場の行方については、「市場のことは、市場から聞く」、しかないでしょう。混迷の時代です。

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2011年10月01日08:05

カテゴリ: 相場の現状認識; 気持ちの相場観

半ば気持ちの相場観　《東京金・ＮＹ金週足》

【東京金】　先限週足一目均衡表

■直近の週足は9月30日夕からの夜間取引分

■今週終値は、前週比363円安の4,016円

■今週足は転換線の上から寄り、転換,基準両線を割り込み、雲上方にある

■下向き転換線は、上向き基準線の上を維持

■遅行線は、上方から同時系列週足に接触

■先行上限線は同下限線の上を維持

■遅行線が接してきた週足水準は、長く揉み合いを続けた水準であり、
　大雑把にとらえれば、強いサポート帯とも言えるだろう

■日柄的に不十分なため、以後何度か下値を試すことも考えられるが
　今週安値は十分な水準だったのではないだろうか

【ＮＹ金】　期近週足一目均衡表

■期近12月限終値は、前週比17.5㌦安の1622.3㌦

■週足は、下向き転換線,上向き基準線の下、雲上方にある

■転換線は基準線の上を維持している

■遅行線は、上方から同時系列週足に接近しつつあるが、今だ接触してはいない

■先行上限線は、同下限線の上に推移。切り下がりを見せてきた

■遅行線の水準が東京市場に比べ高い。以後も同時系列の週足水準を試す動きを
　見せることが考えられるが、今週安値はやはり目安となる水準ではないだろうか

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2011年06月24日14:51

カテゴリ: 気持ちの相場観

石油買方の怒り

ＩＥＡが石油備蓄6000万バレル放出、原油価格は急落
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21865520110623
［パリ／ワシントン　２３日　ロイター］　国際エネルギー機関（ＩＥＡ）は２３日、日米など加盟２８カ国に義務づけている原油や石油製品などの石油備蓄を放出する方針を示した。ＩＥＡの緊急石油備蓄放出は１９７４年の設立以来３回目。
　加盟国は日量２００万バレルを３０日間、計６０００万バレル放出する。世界最大の石油消費国である米国の放出量が全体の半分となる。
　　ＩＥＡの発表を受け、北海ブレント先物は約５％安の１バレル＝１０８ドル近辺に下落。米原油先物も５％近く下げて９１ドルを割り込み、２月以来の低水準となった。
　　ＩＥＡは今回の放出をリビア情勢の混乱を受けた供給減に対応した措置としているが、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が前回６月８日の総会で増産を見送ったことから、備蓄放出は驚きと受け止められた。　　－後略－

よけいなことしくさって！

だいたい、リビア攻撃に関与してる国に放出させりゃいーじゃん！

そもそも市場に介入なんかしていいのかよ！

この決定、どーも怪しくね？　どこのどいつが決めたんだ　んーっ！

けったくそわりー！、とんだ迷惑だ！　ケッ！　

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2011年06月23日14:45

カテゴリ: 気持ちの相場観

ニューヨーク金　ｖｓ　シカゴユーロ

【ニューヨーク金　ｖｓ　シカゴユーロ】　期近日足ボリンジャーバンド

　以後のニューヨーク金のゆくえは、シカゴユーロがセンターラインを上抜く波動になるのかどうかに、大きく影響を
受けるのではないでしょうか？
　ＱＥ2も今月6月で終了するとの声明ですし、ドルが買われる傾向が強くなってくると思われます。ただ、雇用や住宅といったアメリカ経済の根幹部分での回復の足取りは予想以上に重く、早晩ウォール街あたりからＱＥ3を求める圧力がかかってくるのでしょう。来年には選挙を控えているオバマ大統領です。財政政策には足枷がはめられている現状では、金融政策しかありませんね。

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